2022年12月7日水曜日

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (35) 「十勝岳を望む『振縫橋』」

国道 237 号を北上して中富良野町に入ります。「虹」と「ラベンダー畑」をあしらったカントリーサインですが、ん、何故「虹」なんでしょう……?(あえて調べようとはしないスタイル)
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

ちなみにこの日は、前方には暗雲が垂れ込めていたものの、残念ながら虹は確認できませんでした。
「クリーン農業推進の町」とあります。「クリーン農業」とは一体何だろう……という疑問を持たせることに意義がある系の看板ですが、農薬や化学肥料などの削減に取り組んでますよ、ということのようです。

……士別っぽい?

中富良野のあたりも「碁盤の目」が徹底していて、国道 237 号にはカーブが殆どありません。左右に山があって国道が真っ直ぐで防雪柵がある……というのは、どことなく名寄から士別にかけての国道 40 号を彷彿とさせるものがありますね。
中富良野の市街地に入りました。ローソンがありますが「大型車 OK」なのは凄いですね。航空写真で見ると、確かに駐車場には結構余裕がありますね。すぐ先にセイコマも見えますが、地味に差別化を図っているのでしょうか。
中富良野駅の近くにやってきました。3 階建ての立派な建物がありますが、JA バンクが入っている……ということは、元は(今も)きっと農協の建物なんでしょうね。
このあたりの国道 237 号は市街地のど真ん中を縦断していますが、このあたりの構造も士別と似た雰囲気がありますね。「中富良野」の略称である「なかふ」を冠した商店も見えます。

十勝岳を望む「振縫橋」

市街地をまっすぐ駆け抜けると、久しぶりの右カーブです。まだ 15 時半ですが、暗雲のせいで随分と暗くなってしまいました。
さすがにこれではアレなので [語彙力]、フォトショでちょちょいと補正して……
富良野川を渡ります。この橋は「振縫ふらぬい橋」と言うそうで、富良野の旧称「フラヌイ」をリスペクトした [語彙力] 名前っぽいですね。
この橋は富良野川を渡る関係で一時的に東を向くことになるのですが、ちょうど真正面に「十勝岳連峰」が見えるんですよね。偶然にしてはちょっと出来すぎてる感もあるので、意図的な設計かな……と思うのですが、いかがでしょうか。
右側に生コンクリート製造設備がデカデカと入り込むのも、逆に趣があっていいですよね。

あらこんなところに

振縫ふらぬい橋」……そういえば「全国 Q 地図」では「ふりぬいばし」になってましたが……を渡ると、国道 237 号は再び碁盤の目に沿って北東に向かいます。前方にはショッピングセンターとパチンコ屋が見えますが、実にわかりやすい「郊外型」の立地ですね。
ちなみにこの「BESTOM」は、あの「西條」の系列なんだとか。中富良野は妙に士別と似た雰囲気があると思っていましたが、こんなところにも共通点があったとは……。
パチンコ屋さんの向かいには「ふらのラテール」というリゾートホテルがあります。国道沿いで隣がショッピングセンターというリゾートホテルは中々他には無いのでは……。

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