2022年11月15日火曜日

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (20) 「土手の上には何がある?」

道東道の「夕張トンネル」を抜けて帯広・釧路方面に向かいます。トンネルの長さは 290 m で、入口から出口が見えています。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や営業時間などが現在と異なる可能性があります。

将来的にこの区間が完成 4 車線になる際には、左側に帯広・釧路方面に向かう車線が追加されることになるのですが、左側の法面はどうするんでしょうね。フェンスの上を通すのでしょうか……?
法面には白樺とトドマツでしょうか、そこそこのサイズに育った木が移植されているように見えます。この感じだと、やはりフェンスの上に車線を追加するんでしょうかね。折角植えた木を伐採するのはちょっと忍びないですし……。

伝統の丸ゴシック

夕張 IC まであと 2 km であることを示す看板が見えてきました。
道東道が千歳恵庭 JCT. から夕張 IC まで開通したのが 1999 年で、夕張 IC から占冠 IC まで延伸したのが 2011 年らしいので、この丸ゴシックは 1990 年代のものなんでしょうか……?
夕張川の北側の斜面を北東に向かっていた道東道ですが、ここで東に向きを変えて、JR 石勝線と国道 274 号を一気にオーバークロスします。

曲がって曲がって

そして今度は左にカーブしながら夕張川を渡ります。出口の案内が出ていますが、フォントが「ヒラギノ角ゴ」なのは、占冠まで延伸する前は「終点」だったのを差し替えたから……でしょうか。
それにしても、この左カーブ、実は結構深いですよね。地図で見てみると 90 度以上?の角度で曲がってて、なかなかえげつないな……と。曲線半径は r=600 くらいありそうなので、全然大したことないんですが……。
軽く横 G を感じながら左に曲がり続けると、夕張 IC の出口が見えてきました。

左へ右へ

今回は久しぶりに夕張 IC で流出します。前回に夕張 IC で流出したのは、まだ終点だった頃なんですよね。
夕張 IC は右手に山が迫っているということもあり、比較的省スペースで設置できる「T ボーン型」の IC です。長野道の岡谷 IC と似たレイアウトですが、岡谷 IC もかなりスペース的に厳しい立地ですからね。
夕張 IC の出口料金所が見えてきました。ETC 専用が 1 車線と一般レーンが 1 車線というバランスの取れた構成です。ミニマム構成……だと思いたいのですが、ETC・一般レーンが 1 車線しか無い料金所もどこかにありましたよね……?
千歳東から夕張 IC までは 670 円とのこと。高すぎず安すぎずのお手頃価格でしょうか。

土手の上には何がある?

料金所を通過して国道 274 号に向かいます。正面に見える土手には植樹した形跡がありますが、これはある程度育った木を移植したのではなく、苗木を植えたのでしょうか……?
土手の上がちょいと気になったので、航空写真を見てみたところ……


これは一体……何なんでしょう。除雪基地か何かかと思ったのですが、パイロンスラロームをしたような跡があったり、謎の周回路があったり……。もしかして、雪上走行の練習用コースとか……?

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