2022年10月28日金曜日

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (10) 「科学展示室」

「ミール展示館」から「本館」への渡り廊下の途中には「顔出しパネル」が置かれた場所が。後ろの「宇宙開発のエレクトロニクス」というキーワードはちょっと謎ですが……。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や営業時間などが現在と異なる可能性があります。

「くつのまま上がってよろしいです」という言い回しもちょっとユニークな感じですが、道内では良く使われる表現なんでしょうか。

宇宙ロケット開発の歴史

壁にはなにやらガントチャートのようなものが貼ってありますが……
このチャートは「宇宙ロケット開発の歴史」とのこと。かなり巨大なチャートですが、実はこれ、全て国内の事績とのこと(!)。綿々と……続いてきたんですね。
「西暦」の下の「年度」がちょっと謎だったんですが、これはどうやら「昭和」と「平成」のことのようでした。「和暦」だったらすぐ理解できそうですが……。

「本館展示室」に向かう連絡通路を歩きます。この佇まい、まるで学校のようですね……(嫌いじゃないです)。

西側にやってきました

プラネタリウムのある「本館」の「科学展示室」にやってきました。各種の案内が随分と色鮮やかなのですが、比較的最近に貼られたものなんでしょうか。
「科学展示室」の入口には、壁一面が「ISS(国際宇宙ステーション)」を紹介するパネルとなっていて、横にはなんと巨大なスペースシャトルの模型が。そういえばこの「本館」は「ミール展示館」の西側・・にあるんでしたね。
それはそうと、ここは「科学展示室」なんですが、まわりの壁が全て「宇宙推し」なのが凄いですね……。
「本館」から「ミール展示館」に向かう人のための案内図が置かれていました(「カエル」と「顔出しパネル」の位置関係が良くわかります)。
何を今更……という話ですが、渡り廊下にあったロケットの「模型」と思っていたものは「ペーパークラフト」だったんですね。「紙の街」の面目躍如たるものがあります。

「ありのまま」を疑え!?

「本館」のメインコンテンツは「プラネタリウム」のようですが、「滑車」の仕組みとメリットを実際に体感できるコーナーがあったり……
凹面レンズの仕組みを学べるコーナーがあったりします。この手の素養を高めておけば、大人になってからも役立つケースがありますよね。
この時使用していたカメラ(コンデジ)は 20 倍ズームのもので、ズームせずに撮影すると歪みが目立つものでした(ちょくちょくフォトショで修正することも)。ただこの部屋は歪んで見えるのが正解で、向かって右に立ったほうがより大きく見える……という錯視を楽しむもの、ですね。

ボールが坂をのぼる?

こちらは「ボールが坂をのぼる?」という展示のある小部屋です。
中にはこんな感じで積み木が置かれていて、その上には左右に穴の空いた板が置かれています。奥には「窓」があって、窓の奥にはポスターが貼られているほか、人形やぬいぐるみが置かれています。「窓」の向こう側の演出はトリックに必要不可欠なものでは無いのですが、この小部屋の違和感を打ち消すのに一役買っているでしょうか。
ちなみに坂をのぼるボールはビリヤードの球でした。特定の積み木だけが削られていたり、色が落ちていたりするのが良いですね。これまでどれだけの人が目を丸くしたのでしょう……。

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