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入口の横には「外の様子」と「中の様子」が図示されていました。向かって右側のドッキングポートがある側が「前部」だったんですね。なんとなく逆だと思ってましたが……。
階段を上がって、ついに「ミール」の船内に入ります。階段と「ミール」の間の隙間には踏み板が置かれていて、転倒の可能性をできるかぎり少なくしようとしているようです。
焼肉屋のテーブル?
入口のすぐ左側には「作業机」があるのですが、作業机の真ん中には「オーブン」があったんですね。これって焼肉屋のテーブルと同じなのでは……。オーブンの手前には宇宙食のサンプルが置かれているのですが、いかにも「宇宙食!」と言った感じのなんとも古色蒼然なものです。手前に見える「ЛОЖКА」は「スプーン」を意味するとのこと。となると「ВИЛКА」は……やはり「フォーク」だったようです。
オーブンの内部は細かく区切られていて、同時に複数の宇宙食を温められるようになっているようです。
「現在」(いつ頃かは不明ですが、2000 年前後?)の宇宙食はこんな感じとのこと。「牛タンのゼリー固め」が気になりますね……。
VHS!!
オーブンがあるということは「冷蔵庫」もあるということで(マトモな写真が無くてすいません)。右側の木目調パネルも気になるところですが……(阪急電車?)オーブンもそうでしたが、冷蔵庫の内部も「無重力対応」だったようで、棚は存在しないとのこと。
冷蔵庫の右横にはスイッチ類が並んでいるのですが……
中にはなんと VHS のビデオカセットが! 「ВИДЕО КАССЕТА」と書いてあるのですが、これはなんとなく読める気がしますよね。
廊下の隅っこ?
右手(=前方)には「操縦室」があるのですが、思いの外……狭いですね。窓は足元にあるようですが、これは左右に機器を並べる必要があったからでしょうか。ドッキングポートの穴の口径も思った以上に小さいようで……。手前の壁面(木目調……)には操縦室のシートについての補足説明がありました。重力が無いということをつい失念してしまいますが、なるほどこうやって腰の位置を固定すれば良いのですね。
ということは、この椅子の向きは前後逆なのでは……? 操縦席のユーザーインタフェースは決して良くない……というか、かなり酷いですが、昔のジェット旅客機もこんな感じでしたよね。
船内の見取り図です。これを見た感じだとそこそこ広そうに見えますが、実際はご覧の通りで、操縦室はまるで左右にキャビネットのある廊下の隅っこのような……。
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