【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や営業時間などが現在と異なる可能性があります。
マルトマ食堂に向かう下り坂が接続する T 字路には信号はありませんが、すぐ横の横断歩道に信号機が設置されています(押ボタン信号)。ちゃんと看板も設置されている……のですが、なぜ 2 つも……?
看板にも明記されていますが、市場の食堂だけあって営業時間も「朝 6 時~午後 2 時」となっています。平日でも午後 2 時で閉店なので要注意です。
あらこんなところに機関車が
それでは、そろそろ次の目的地 [何処?] [独自研究?] [要出典] に向かいましょう。「旭大通」を北上していたところ……ふと左を見てみると……えっ? こんなところに、蒸気機関車……?
あまりに唐突だったので、ついフラフラっと近寄ってみることに……。
C11 133 号機「たるまえ号」
蒸気機関車は「苫小牧市科学センター」と「ミール展示館」の間に置かれていました。とりあえず駐車場に車を止めて……。実物をじっくりと眺めます。C11 機関車のようですね。
C11 133 号機の詳細が掲示してありました。「たるまえ号」というニックネームは保存機としてのものでしょうか……?
ところでこのパネルですが、よく見るとルビのようでルビじゃないものが振られていますね。たとえば「運転距離」の上には「はしったきょり」とあったり、「使用さ」の上に「つかわ」と出ていたり、小学生でも普通に理解できるような「平易な日本語」に近づけようとしているように見えます。個人的に傑作だったのが「旧汽車製造」の上に「もと──」と出ていたところでしょうか。
塗装もバッチリ
レールはかなりスリムなものですね。線路の端には車止めも設けられています。車体には「のぼらないでね!」と書かれたパネルが吊るされています。
この C11 133 号機ですが、屋外保存で雨ざらしの割には状態は良さそうに見えます。レールと車輪(の一部)が銀色に塗装されているのも効いているでしょうか。
車輪はサイド部分も一部が銀色に塗装されているほか、連接棒は一部が赤く塗装されています。赤い連接棒は確かに見栄えが良いのですが、実際に連接棒が赤く塗装されたケースが果たしてどれくらいあったのか……。現役時代の蒸気機関車は、とにかく真っ黒だったという印象があるのですが……。
水タンク部分の塗装はかなりデコボコが目立ちますが、リアリティがあって良いですよね。一部の部位(弁とかですかね)が金色に塗装されているのは……見栄え重視なのか、それとも完成時はピッカピカだったということなんでしょうか。
運転室にも入れます
運転室に入るための階段も設置されていました。階段の手すりには「階段に注意してね」と書かれたパネルが。改めて考えてみると若干珍妙な言い回しですが、まぁニュアンスは伝わるので良しでしょうか。
C11 は後部に炭水車を持たない「タンク機関車」なので、後ろ向きのまま本線を走行することもできるように後位にも「前照灯」もついているんですね。
そういえば、この C11 133 号機は雪国での必須装備と言える「スノープラウ」が見当たりませんね(前面にも見当たりません)。Wikipedia には「使用しない時期には原則として取り外される」とありますが、この C11 133 号機も半年ごとに着脱していた……ということなんでしょうか。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿