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前方の窓からは船首部の甲板が見えるのですが、早くも(係留用の)ロープが引っ張られているということは、巻き上げの動作確認とかでしょうか。
少しずつ甲板に人の数が増えてきました。
ロープの緊張状態は解けたようです。動作確認は終了でしょうか。
甲板にどんどん人が増えていますが、なるほどここに出入口があったのですね。
漁港……?
「いしかり」は防波堤の中に入りました。運河のような航路を通って埠頭に向かいます。左側には防波堤に守られた区画があり、意外なことに漁船らしき船が見えます。漁港……なんでしょうか?
そして、後ろの方をよーく見ると……
これは川崎近海汽船の RO-RO 船でしょうか……?
UFO キャッチャー
漁港と思しき一角のすぐ横には巨大な「いしかり」は埠頭に向かってゆっくりと前進します。右側に巨大な自動車運搬船が見えてきました。
この船は「蓉翔丸」と言うそうで、仙台港中野埠頭で良く見かける船のようです(Google ストリービューでも停泊中の「蓉翔丸」の姿を見ることができます)。
難易度:高
「いしかり」の甲板では停泊に向けての準備が着々と進行中です。岸壁の一角がバス停前後の道路のような形になっています。以前に「船上のピアニスト」野々山さんが「実は仙台港が一番接岸が難しい」と語っていましたが、なるほどこれは確かに……。
上空から見るとわかりやすいのですが、普通に静止するだけでも大変なのに、進行方向を右寄りに変えてから、すぐ姿勢を左に向けてドリフトしないといけないわけですよね。こりゃあ確かに難しいわ……。
「赤いきつね」
「赤いきつね」が見えてきました。よく見ると手前にフェリーターミナルのボーディングブリッジも見えます。仙台港フェリーターミナルには 2 隻分のバースがあるようですが、太平洋フェリーは手前のバースを使用しているようです。巨大なバンパーが 4 つ見えますね。
「いしかり」と「きそ」は船首部に車両出入口(バウランプ)があるので、前進入港が基本です。ただ「きたかみ」についてはバウランプは無く、船尾部に「スタンランプ」があるとのことなので、「きたかみ」だけは後進入港なんでしょうか。
ちらっとうぃきぺで「きたかみ」の記事を見てみたところ、「バウランプを廃するなど船型を見直し推進性能の向上を図り」と書いてありますね。そう言われてみれば「きたかみ」のほうが船首部の形状がシャープかも……?
これまでの「太平洋フェリー『いしかり』スイート乗船記」の記事一覧はこちらからどうぞ。
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