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最近は IC カードタイプのルームキーも増えていますが、磁気カードタイプのものは記念に持ち帰ることができるのが最大のメリットでしょうか。
圧巻の 5 枚綴り
太平洋フェリーは、名古屋と苫小牧の間の 1,330 km を約 40 時間で結んでいます(仙台港での 3 時間の滞泊を含む)。名古屋港を 19 時に出発して、苫小牧西港には翌々日の 11 時に到着するので、船内で 2 泊することになります。これはつまり……船内で 5 回食事する、ということになりますね。「スイート」の船客にはレストランでの食事が提供されるのですが、「食事券」は圧巻の 5 枚綴りでの提供です。まだ出港まで 1 時間ほどありますが、早速最初の一枚を切り離してレストランに向かうとしましょう。
あっ
部屋の入口には電源のメインスイッチがあり、カードキーを差し込むことで室内の明かりなどに通電されます。レストランに向かうので、カードキーを抜いたところ……あっ。
若干のタイムラグがあるとは言え、カードキーを抜くと室内が真っ暗になってしまいます(冷蔵庫の電源も切れる……?)。部屋を出るたびに全ての電源が落ちると充電が中断されたりしてちょっと困るので、つい紛失時のリスクの小さいカードで代用してしまうんですよね。
6 甲板のオープンスペース
部屋を出て、6 甲板のオープンスペースに向かって歩きます。カーペットの配色もバスルームのタイルの配色と同じ白・青・紺の三色で、これは太平洋フェリーのロゴの色とも同じなんですよね。廊下の出口(入口)ですが、これは一体……? 「いしかり」は 5 甲板・6 甲板・7 甲板に客室があり、それぞれ通路(廊下)が左右に存在します。もしかして通路ごとにデザインが異なる……とかでしょうか?
6 甲板のオープンスペース(エントランスホールの上)にやってきました。真ん中には円形の吹き抜けがあり、各フロアを結ぶ階段があります。
6 甲板の左舷側には売店「ヨットクラブ」があり、手前にはピアノが置かれた「ピアノステージ」があります。
エレベーター
5 甲板から 7 甲板の間の移動は階段のほか、エレベーターを利用することもできます。エレベーターは「展望エレベーター」のほかに、車輌甲板との行き来に使用する「1 号機」と「2 号機」があります。「1 号機」は車輌甲板(1 甲板)から 7 甲板まで直通ですが、車輌甲板の開放中は 6 甲板・7 甲板で乗り降りすることはできません(向かい側の「展望エレベーター」を利用可能です)。
なお船尾側にある「2 号機」は 7 甲板にはつながっておらず、6 甲板は厨房の中に出入口があるようなので、ほぼ車輌甲板との行き来専用ということのようです(車輌甲板閉鎖後に撮影)。
グリーンステージ
レストラン「サントリーニ」は 6 甲板の右舷側にあります。僚船「きそ」のレストランは船尾側にあるので、レストランの位置は「きそ」と「いしかり」の最も大きな違いと言えそうですね。レストラン「サントリーニ」の手前には制服と帽子が架けられたロッカーが置かれていました。制服は様々なサイズが用意されているように見えます。横に救命胴衣が置かれているのは教育的配慮でしょうか。
後ろの円形のステージは「グリーンステージ」と言うそうですが、左舷側の「ピアノステージ」と線対称の位置にあります。こちらのステージには楽器は置かれていないので、なんか謎なスペースになってますね……。
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