2022年8月30日火曜日

太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(客室までエスコート編)

2 甲板の「客室入口」に向かいます。入口横のスロープにはじゃんじゃん車が下りてきていますね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

エレベーターもご利用ください

「客室入口」のドアが見えてきました。車輌甲板なので当然ながら車が駐車しているのですが、間隔はそれほどカツカツでは無いですね。入口の前だからかもしれませんが……。
この「客室入口」のドアの向こうは階段のようです。そしてドアの左右には「エレベーター」の文字がこれでもか!とばかりに並んでいます。
こんな感じでエレベーターを猛烈に推しているっぽいのですが……
よく見ると扉には「客室入口 5 デッキまで」「72 段」という案内まで。「黙ってエレベーターを使いなさい。さもなくば……」ということですね(汗)。
「エレベーターをご利用ください」の横には、何故か船の諸元っぽいものが貼ってありました。謎なのが「1 甲板」で、乗用車が 44 台入るスペースがある……らしいのですが、果たしてどこから入るのか……。
3 甲板から 2 甲板に下りるスロープも、最終的には忍者屋敷のように「床」に姿を変えてしまうので、おそらく 2 甲板から 1 甲板に下りるスロープも、既に「床」に姿を変えていた……と言うことなのでしょうね。

必ずお取りください!

「客室入口まで 72 段」に恐れ慄き、エレベーター前に移動しました。このエレベーターは「1 号機」なのですね。
エレベーターの前には、大型ショッピングモールの駐車場でおなじみの「駐車位置カード」が置かれていました。「必ずお取りください!」というのも中々の圧がありますね……(汗)。
しっかり「駐車位置カード」をゲットしてからエレベーターに乗ります。まずは「搭乗券改札口」のある 5 甲板に向かいます。

客室までエスコート!

5 甲板でエレベーターを下りると、その場で搭乗券(乗船券)のチェックが行われます(カウンターに並ぶ必要はありません)。「きそ」のロイヤルスイートと同様に、「いしかり」のスイートも客室まで案内していただけるとのこと(すばら!)。
「いしかり」のスイートは 6 甲板の最前列にあります。5 甲板から 6 甲板へ移動する必要がありますが、「1 号機」の向かいに「展望エレベーター」があり……
この「展望エレベーター」でピャーッと 6 甲板に上がることができます。
ちなみにどの辺が「展望」なのか……という話ですが、こういうことです。

左側最前列の「スイート」へ

「いしかり」の客室は船体の前部にあり、左右に廊下が設けられています。「スイート」は 6 甲板最前列の左側にあるので、左側の廊下を通るのが正解ですね。
廊下の突き当りにドアが見えますが、あれが「スイート」の入口……だったら焦りますよね(何かの点検用のドアでしょうか)。
604 号室のドアは左側に設けられていました。磁気式のカードキーを通して解錠するタイプのものです。
ドアを開けると……殆ど壁しか見えないようになっています。これはもちろん意図的なもので、ドアを開けても部屋の中が丸見えにならないように……ということですね。
それにしても、5 甲板のエレベーター前から客室(部屋)までエスコートしてもらえるというのは、やはり嬉しいものですね……!

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