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あ、このバスは東海通で見かけたバスとは営業所が違うんですね。
「苫小牧」の札
さてさて、航送車待機列に向かう前に、乗船手続きでゲットした戦利品を整理しておきましょう。搭乗券は「乗船用」と「下船用」の半券が繋がったもので、半券はそれぞれ乗船時と下船時に回収されます(まぁそうだよね)。あと、お約束の 5 食分の「食事券」と「ご乗船の注意事項」があり、そして…………ここで一番重要なのが、この「苫小牧」の札ですね。これは厚紙(と言ってもボール紙ほどでは無いですが)で、上部に穴状の切り込みが入っています(右側に切れ目があるので、厳密には穴では無いです)。
この穴状の切り込みをルームミラーのピラーに引っ掛けると……
こんな風になります。名古屋港から出る太平洋フェリーは「仙台」で下船する車と「苫小牧」まで行く車が混在するので、間違えた車列に並んでいてもすぐにわかるようにする工夫ですね。
他の会社では、ダッシュボードに紙を置くとか、ワイパーに紙を挟むと言った運用をする場合が多いようですが、この形がもっとも間違いが無いような気がします。
疾走する「ケッタ」
それでは、航送車待機列に向かいましょう。まずはボーディングブリッジの下をくぐると……無事、誘導係のお兄さんを発見したので、どの車列に並べば良いか指示を仰ぎます。
お兄さん曰く「今、ケッタが通った所の後ろで」とのこと。ナチュラルに「ケッタ」という表現が出てきたことに深い感動を覚えつつ、2 番レーンの最後尾に向かいます。
航送車待機列ですが、今回も右側が「苫小牧行き」で左側が「仙台行き」のようですね(そうコロコロ運用が変わることも無いと思いますが)。仙台行きの列には「ピンクのクラウン」の姿も。
乗船は粛々と進行中
時間は既に 17:21 でしたが、そう言えば 17:15 に乗船開始なんて話もありました。よく見ると右側の列には殆ど車がいないので、これは既に乗船が進行中……ということですよね。17:25 に、ついに前の車が動き始めました。
乗船時は「前の車について行ってください」というパターンが多いと思うのですが、この日は何故か待機列の先頭で止められてしまいました。しばし待機ですね。
乗船は「ケッタ」の誘導で
2 分後。「ケッタ」に乗った誘導係のお兄さんが目の前に現れました。待機列の誘導係のお兄さんとなにやら会話を交わしています。その 1 分後、「ケッタ」のお兄さんの後ろについて行くように……との指示がありました。なるほど、それでケッタで移動していたんですね……。
当然ながら追い越し禁止ですので、のんびりと「ケッタ」の後を追うことにしましょう。
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