2022年8月24日水曜日

太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(乗船手続き編)

名古屋港フェリーターミナルにやってきました。仙台経由で苫小牧に向かう「太平洋フェリー」が二日に一回寄港するフェリーターミナルです。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

ボーディングブリッジの下をくぐると乗船車待機場ですが、その前に乗船手続きが必要なので、右折して駐車場に向かいます。
駐車場は乗用車 39 台分のようで、既にそこそこ埋まっていました。
第二バースには、既に「いしかり」が停泊中でした。まぁ 10:30 に名古屋港に入港している筈なので、姿が見えないとマズいのですが……。
それでは、車検証片手にターミナルに向かいましょう。

乗船手続きは 16:30 から

ターミナルビルの前では乗船手続き開始時間が案内されていました。この日はゴールデンウィーク直前の金曜日でしたが、乗船手続きは 16:30 に開始とのこと。
ちなみに 2015 年 1 月の平日でも乗船手続きは 16:30 開始でしたので、要は *普段どおり* ということのようですね。

待機列

ターミナルビルに入ったのは 16:39 で、乗船手続き開始の 9 分後ということになりますが……これは中々の混み具合ですね。
もっともこの混み方は織り込み済みなのか、ちゃんとベルトパーティションで待機列が準備済みでした。
カウンターの待機列は大変なことになっていましたが、乗船名簿を記入している人はごく僅かでした。インターネット予約であれば乗船名簿の記入は不要なので、やはり大半がインターネット予約なんでしょうか……。

乗用車でご利用のお客様へ

待機列の途中には「乗用車でご利用のお客様へ」というパネルが置かれていました。
「背の高い乗用車」「地上高の低い乗用車」「車長の長い乗用車」は乗船手続きの際に申告が必要……ということですね。一番下の「車長の長い乗用車」は車検証でチェックできるのだろうか……という疑問も出てきますが、少なくとも乗船車待機場で実車のチェックが入るでしょうから、隠していてもそこでバレる、というオチでしょうか。

一番混む時間だった疑惑

待機列はトイレの近くまで伸びていました。何もないオープンスペースに見えたのですが、なるほど待機列を設けるための場所だったんですね。
待機列に並んで 10 分ほどが経過しました。「最後尾」の場所はやや前進したっぽいので、行列は縮小傾向のようです。
待機列の折り返し地点の近くには、フェリーの模型が置かれています。どこの会社のフェリーターミナルにも模型が置かれている印象があるのですが、やはりそれだけのニーズがあるということなんでしょうか。

例のタワマンまで徒歩 38 分

待機列も折り返し地点を過ぎたところで、壁に貼られた各種掲示の前にやってきました。インターネット予約の場合は「車検証」のほかに「決済に使用したクレジットカード」の提示も必要なので、すぐ出せるように準備しておくのが吉です。
そして「津波避難ビルへの移動経路」と題された地図が貼られていたのですが、よく見ると例のタワマン……の隣の棟も避難場所に指定されていました。
それにしても「例のタワマン」までは結構な距離があるように思われるのですが、Google マップで確認したところでは 3.1 km ほどで「徒歩 38 分」とのこと。果たして津波の到達までに避難が完了できるのか、慎重に考えないといけないような……。
ようやく待機列の最前列に到着しました(17:09)。気がつけば 30 分ほど待っていたことになりますね……。ちょうど良い時間(16:37)に到着したと思っていたのですが、実は一番ダメな時間に到着していたような気がしてきました。

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