2022年8月22日月曜日

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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 13) 「そこに『一蘭』があった頃」

 

「環状 2 号」こと国道 302 号を南に向かいます。このあたりは「名二環」の橋脚がほぼ完成しているようですね。
「東海通」との交叉点が近づいてきました。地図をよく見ると、すぐ近くに「東海道」が通っているのですが、この「東海通」って「東海道」インスパイア系のネーミングだったりするのでしょうか……?

「東海通」へ

まっすぐ南下すると飛島村のほうに行ってしまって遠回りになるので、ここで左折して「東海通」に入ります。
東海通りは片側 2 車線でバス停のある道路です。典型的な都市部の幹線道路と言ったところでしょうか。

「私は安全運転に努めます」

前方には、ちょうどバス停を発車したばかりの路線バスの姿が。左側車線を塞いで工事を行っているようなので、バスは右車線に入る必要がありそうです。
ということで、路線バスに前に入ってもらいました。「港区役所」行きのバスのようです。
ナンバープレートの上には「私は安全運転に努めます。」と書かれたステッカーが。その下には「中川営業所」とあり、右には苗字の印刷されたマグネット(だと思う)が貼られています。
このような形でドライバー名を掲出するのは、運送業のトラックなどで良く見かけますが、路線バスでは割と珍しい印象が……。

サンビーチ日光川

東海通を東に向かう途中で、ブロンコビリー……はどうでもいいとして、その手前に「サンビーチ日光川→」という案内を見かけました。
この「サンビーチ日光川」は市営のプールで、淡水プールとしては国内最大級だったらしいのですが、なんと今年(2022 年)の 3 月末で閉鎖されてしまったとのこと。営業開始から 27 年での閉鎖というのは早すぎる感じもしますが、「1994 年に営業開始」と言われると「ああ……」と納得してしまいそうになります。

平たく言えば「バブルの残滓」だったんじゃないか……ということですね。

そこに「一蘭」があった頃

坂を駆け上がって「新川」と「庄内川」を続けて渡ります。
左側に、凄まじく派手な建物が見えてきました。「一蘭」の店舗なのですが……
この「一蘭」は 2019 年から 2021 年の間に閉店してしまったようで、現在はアパートになっています。


しかもこの場所、2016 年までは立派なお屋敷があったようで……。この「一蘭」の写真も、今となってはかなりレアなもの……かもしれません。

伸び盛りの街路樹

この先の交叉点で右折すると「金城ふ頭」へ行けるとのこと。Google マップでは右折した先の道路は「甚兵衛通線」とありますが、通称なんでしょうか……?
ということで、右折して「甚兵衛通線」あるいは「当知第 67 号線」を南に向かいます。このネーミングは市道っぽい感じですね。
引き続き片側 2 車線の「都市部の幹線道路」が続きます。「当知」は「とうち」と読むのですね……(つい「とうしる」と読みたくなってしまって)。
国道 23 号との交叉点が近づいてきました。将来的に立体交叉にする可能性を考慮してか、中央分離帯に「空き地」が設けられています。「空き地」に植えられた街路樹はかなり背が伸びたようで、なんと言うか……良い雰囲気ですよね。

手書きフォントの青看板

そのまま直進して、目的地まであと 3.8 km の地点にやってきました。到着予定時刻もほぼ計算通りのようです。
カーナビの右側に青看板のようなグラフィックが出ていましたが、実物がこちらです。
この「手書きフォント」の青看板も、随分と姿を消した印象があります。手書きならではの「なんとなくアンバランス」な感じがたまらないですよね……!

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