【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する車輌・番線などが現在とは異なる可能性があります。
「熊野市駅」の文字の上には「ワイドビュー南紀」のパネルが見えます。明らかに何かを消した跡があるのですが、これは一体……?
ストリートビューで確認してみたところ……あっ。
どうやら 2016 年 6 月から 2018 年 8 月の間のどこかで「ワイドビュー南紀」のパネルが撤去されてしまったようです。2014 年 9 月の時点で既に何かを消した状態になっていたので、真相は謎のままと言うことで……。
冷凍スナック自販機
とりあえず駅舎の中に入りましょう。随分と大きな建物に見えますが、意外と奥行きが無いんですよね。改札口がありますが、一番右のゲートを除いて閉鎖しているようです。朝のラッシュ時とかにオープンするのでしょうか……? あるいはイベントのある日のみ、とか……?
改札のゲートには「ホームへのお見送り・お出迎えは入場券が必要です。」との注意書きが貼ってあります。つまり、切符を買わずに入場してしまう人がいるということ……ですよね。
改札の横には「セブンティーンアイス」と「たこ焼き」や「ホットドッグ」などの自販機が設置されていました。自販機に Kiosk のロゴがあるので、これは有人売店の代わりということでしょうか。
右側のスナック類の自販機は冷凍食品を解凍して出してくれるのですが、解凍(調理)には数分かかるようで、「列車の時刻には余裕を持ってご利用ください」との注意書き(テプラ)が貼られていました。駅構内ならではの注意書きですね。
「熊野古道」推し
駅舎の出口(駅前広場側)には「熊野古道」の額が掲げられていて、周りにはポスターが貼られています。自動券売機の横には「紀勢本線と熊野古道略図」という展示も。以前は自動券売機が置かれていたスペースでしょうか。
「紀勢本線と熊野古道略図」の上には「駅からつながる熊野古道」と題して「
自動券売機と「みどりの窓口」の間には時刻表があるのですが、列車本数が少ないが故に生じる空きスペースに「臨時列車のご案内」が貼られていました。これ以上無い絶妙な場所ですね。
女子高生危機一髪
改札内に戻ってきました。ホーム側の壁には「黄色線 あなたを守る 境界線」というポスターが貼られています。イラストには女子高生が描かれていますが、服装や持ち物などが随分とリアルですね。列車本数の少ない区間になればなるほど高校生の比率が高くなる印象があるので、そういった意味でもリアリティの高いポスターに思えます。
尾鷲・名古屋方面は 2 番のりばへ
ここは 1 番のりばで、新宮・紀伊勝浦方面の列車が使用するホームです。尾鷲駅では可能な限りどちらの方向の列車も 1 番線を使用するという運用でしたが、熊野市駅では方向別にのりばを使い分けているようです。尾鷲・名古屋方面の列車は向かい側の 2 番のりばから乗車することになります。「熊野市特産 那智黒石」は、思っていた以上にホームのど真ん中にあったんですね……。
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2 件のコメント:
「ワイドビュー南紀」の看板ですが、ググってみた所
「南紀」と「のぞみ」がクイックタッチ!
東京が近くなる
(3行目不明)
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/10474553
という感じだったようです。
紀伊長島駅にも似たような看板があったっぽいです。
https://www.moooi.jp/bots_sk8800/status/1431825300501925892#m
クイックタッチというのは謎ですが、名古屋での乗り継ぎ時間が短くなったとかそんな感じなのかもしれません。
<セルダン> さん:
おおお、ありがとうございます!
3 行目ですが、https://momoyorozu.cocolog-nifty.com/hyper/2014/06/6-2e73.html によると「東京での滞在時間 最大6時間32分」だったみたいです。うっかり分単位でアピールしてしまったので、3 行目だけその後のダイヤ改正でささっと消されて、やがて「『南紀』と『のぞみ』がクイックタッチ」まで消されてしまった……というオチのような気がしてきました。
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