2022年6月13日月曜日

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紀勢本線各駅停車 (13) 「御坊・その4」

 

次に乗車する紀伊田辺行き 2353M の入線を見届けるべく、ささっと駅構内に戻ります。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2016 年 6 月時点のものです。列車の時刻や使用する番線などが現在とは異なる可能性があります。
改札から再入場すると……あ。目の前で和歌山行き 358M が行ってしまいました。

特急「くろしお」専用ホーム?

御坊駅の改札の前にある 1 番のりばは、ほぼ特急「くろしお」の専用ホームと化しているようで、各駅停車は朝と夜に 7 列車が発着するだけのようです。列車によって跨線橋の手前だったり向こうだったりしてややこしく無いのかな……と思ったのですが、跨線橋を渡るのが基本……ということですね。
1 番ホームから 2・3 番ホームを眺めます。いかにも歴史の長そうな石積みのホームで、2 度ほど嵩上げされた形跡が見て取れます。当初の高さだと今の電車に乗車するのは大変でしょうね……。
直近の嵩上げはかなり最近に行われたように見えます。特急「くろしお」の 5 号車を案内するパンダは「和歌山観光 PR シンボルキャラクター わかぱん」とのこと。パンダもコアラもアライグマも凶暴な生き物ですが、ルックスで随分と得をしてますよね……(汗)。

0 番のりば

跨線橋の手前には 2・3 番のりばの案内があり、後ろにエレベーターがある旨の追記があります。この先に紀州鉄道の乗り場がある筈ですが、案内が見当たりませんね……。
裏側にはちゃんと「0 紀州鉄道」と案内があるんですが……。
ということで、ちょっとだけ 0 番のりばを覗いてみることに。御坊駅の跨線橋は片側にしか階段が無いので、反対側にエレベーターを増設したようですね。
「紀州鉄道のりば」は 1 番のりばの先端部にあります。京都駅の「嵯峨野線のりば」の小型版と言った趣ですね。
採算度外視で鉄道事業を続けている紀州鉄道ですが、この列車の本数は凄いですよね。ミニ鉄道の理想形……というのが言いすぎでしょうか。
紀州鉄道の次の列車は 11:52 発の筈ですが、まだ到着には少し時間があるでしょうか。これだけの本数があれば、ふらっと訪れてもちょっと待てば列車に乗れそうですね。

跨線橋で 3 番のりばへ

それでは、紀伊田辺行き 2353M に乗車するために跨線橋で 3 番のりばに向かいましょう。
「国鉄型配線」の場合、2 番線は「1 番線と 3 番線の待避線」なので、2 番線から紀伊田辺に向かう列車もあるのですが(20:30 以降の紀伊田辺行きは全て 2 番線発着とのこと)、ホームの案内にはそれを想起させる記載はありません。
2・3 番のりばから 0 番のりばを眺めます。残念ながら紀州鉄道の列車は未到着のようです。
駅名標の隣には「名所案内」が立っていました。これは国鉄時代のものをそのまま流用しているのでしょうか……? 「寺内じない町」が一推しっぽいですね。
では、紀伊田辺行き 2353M の入線を待つことにしましょう。

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