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「案内所」の前を通り過ぎると、下船口に向かう通路の角に折りたたみ机が置いてあり……
壁には「クイズラリー開催!」のポスターが。「船や海に関する問題」が出題されるということで、楽しみですね。
何故か下船口の話
ちなみにこの先は「下船口」なのですが、出口のドアが吹き抜けから少し後ろにオフセットされているんですね。デッキプランを見ているのですが、「すいせん」の乗船口(下船口)は右舷にしか無いようで、左舷側は「非常口」扱いのように見えます。ん、ということは舞鶴港での接岸は考慮していない……?思い出せる限りだと、小樽・苫小牧東・舞鶴・敦賀・秋田・新潟の 6 フェリーターミナルのうち、左舷接岸なのは舞鶴だけのような気がするんですよね。確か新型「すずらん」「すいせん」は「あかしあ」「はまなす」よりも速度が少し劣る筈なので、小樽・舞鶴航路に回すことは未来永劫無いという判断なんでしょうか。
航海速力 30.5 ノットを誇る「はまなす」「あかしあ」に対し、新型「すずらん」「すいせん」は 27.5 ノットに抑えられています(思っていた以上に差がありましたね)。とは言え 27.5 ノットでも十分に速いので、航海中はサイドデッキに出ることはできません(「強風のため」とありますが、むしろ「高速運航中のため」のほうが正確かも)。
乗船口がやや後ろにオフセットされている?おかげで、乗船口から船内に入ると通路が右に曲がることになります。正面に見える「すいせん」の文字は、まるで温泉旅館のような佇まいですね。
第 1 問
話が逸れました。「クイズラリー」の話題に戻るのですが、このクイズラリー、「第 1 問」の場所が最も難しく思えるのは私だけでしょうか。第 2 問以降は、このように次の問題の場所が明記されているのでそこに向かうだけなんですが……。ところで、「船や海に関する問題」と聞いていたのですが、いきなり「敦賀市の神社」から入るあたり、なかなか油断なりませんね。
第 2 問
「次の問題は 6 階エレベーター横です」とのことなので、早速向かってみることにしましょう。ありましたね。お、これは FINAL FANTASY X っぽい例のアレですが……なかなかの良問ですね。「かべで光っているこれ」という表現も……まぁ、確かにこう表現するしか無いですよね。
第 3 問
「次の問題は 5 階エレベーター横です」とのこと。お、今度はエレベーターの左側ですね。これまた良問が続きますね! 乗船前に外から船体を眺めておいて大正解でした。
第 4 問
「次の問題は 5 階レストラン横です」とのことで、レストラン前にやってきました。「はまなす」「あかしあ」と比べると、「グリル」と「レストラン」の位置が左右逆になっているのですが、このレイアウトのほうが良いですよね(「レストラン」と「グリル」を間違える人が増えたかもしれないのが唯一の問題点?)。そしてここに来て、ついに問題文を探す羽目に。レストランの横は海を眺められる通路になっているのですが……あっ、こんなところに!
問題文はレストランの隣の通路のドアにありました。そしてこの問題ですが……果たして「船や海に関する問題」と言ってしまって良いのか……?
まぁ、苫小牧東港フェリーターミナルをくまなく見て回っていれば、一つは除外できるので二択になるのですが……。ところでこの不正解のゆるキャラ、詳細が気になりますね……。
第 5 問
最終問は「4 階自販機コーナー横」とのこと。早速向かってみると……おおおお……これも良問ですね! しかも、問題文の横にはデッキプランが掲げられていて、ちゃんと諸元の数字も確認できるようになっています。比較対象が「10 両編成」というのも絶妙です。
それにしてもこの「クイズラリー」、年々設問が進化しているのは素晴らしいですね。子供も大人も楽しめますし、「たぶんこれが正解」というのはわかるものの 100% の確信は持てないものも多く、しかも電波を掴めない区間なのでググることもできないという……。面白いです!
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そもそも、車両甲板の乗船口が右舷後方にしか無いので、左舷接岸は考慮されていないのではないかと…
返信削除「はまなす」「あかしあ」のように左右両舷に開口部を作るとコストも上がるので、万が一のためにわざわざ両舷対応する意味も無いですし。
<セルダン> さん:
返信削除慌てて過去の記録を確かめてみたのですが、3 甲板のドアは左右にあるものの、2 甲板のドアは真後ろと右後ろにあって、左後ろにはありませんでした。敦賀 FT では右後ろではなく真後ろのドアだけを使用していたので、舞鶴 FT のレイアウトでも車輌甲板への乗り降りはできそうに見えますが、繁忙期に「真後ろ」と「斜め後ろ」の両方のドアを同時に使用するのであれば、「すずらん」「すいせん」には左後ろのドアが無いので厳しそうです。
まぁ、元々性能面で妥協した時点で、小樽・舞鶴航路に投入する可能性はほぼゼロになっていたので不思議では無いのですが、車輌甲板の構造からも裏付けられたということになりますね。