士別市の北部、旧・風連町に接する一帯はかつての「
殖民区画を無視して斜めに突っ切っていた国道 40 号ですが、この先の左カーブで再び南向き直線ルートに戻ります。手前に見えているのは道北バスの「30 線」バス停です。
約 8.2 年
ここは JR 宗谷本線の瑞穂駅の近くですが、西側に防風柵が立っていました。この柵は横風を路面に吹き付けて積雪を吹き飛ばそうとしているのでしょうか……?「死亡事故ゼロ 3000 日目標!」という広告塔?が見えます。具体的な目標があるのは良いことですよね。約 8.2 年は長いですが、決して不可能ではない数字です。
郵便局が見えてきました。このオレンジ色の看板?は写真に彩りを添えてくれるので意外と重宝するんですよね。赤色のものもあったと思いますが、何か違いがあるのでしょうか(まさか「特定郵便局」とそれ以外で色が違うとか……?)。
多寄と言えば「STAP」
多寄の中心部にやってきました。多寄と言えば、何と言っても……この「STAP」ですよね。「『STAP』は多寄に実在した!」と当時(いつ?)は話題になったものですが……。ちなみに「そば打ち体験工房」「手打そば 体験工房」「たよろそば工房」のどれを略すと「STAP」になるのか謎ですが、いつの間にかこの看板も付け替えられてしまったようです。
名寄行き急行バスが走っているんですね。旭川と名寄を結ぶ急行バスは、道北バスが 5 往復運行しているとのこと。JR 宗谷本線の快速「なよろ」と競合するものですが、旭川-名寄間の所要時間は快速「なよろ」が 1 時間 36 分程度なのに対し、急行バスは 2 時間 16 分かかるとのこと。
ちなみに旭川-名寄間のバスの運賃は 1,320 円ですが、JR の運賃は 1,890 円とのこと。なるほど、バスの勝機は運賃差にあったのですね。
約 8 km のストレート
多寄の市街地を抜けたところで 50 km/h 制限は一旦終了です。最近は「移動式オービス」という凶悪な取締機器が幅を利かせているので、皆様もどうかお気をつけて……。士別市下士別町にやってきました。かつて「下士別駅」のあったところ(の近く)ですね。相変わらずの直線区間ですが、この直線は 8 km ほど続いているようです。
長かった直線区間が終わると、右にカーブして天塩川を渡ります。
道路情報表示板には「上川地方 雷なだれ 注意報発表中」の文字が。「なだれ」はともかく、この「雷注意報」っていつも出ているような印象があるのですが……。
左カーブの外側には「赤くて黄色いアレ」が。いい場所を押さえていますね。
士別プリンスホテル(跡)
右側に「プリンスホテル」の文字が見えます。西武グループとは無関係の「プリンスホテル」が士別にもあったのか……と思ったのですが、なんと 2005 年に営業を終了していたとのこと。閉業後 10 年以上経っても「プリンスホテル」の文字がそのままというのは驚きですね。そういえば名寄から士別までは、国道 40 号と国道 239 号の重複区間だったのでした。国道 239 号はここから羽幌に向かうので、重複区間はここで終了です。
ちなみにこの左側のあたりは、現在は再開発されたようで「道の駅 侍・しべつ」になっているとのこと。自動車専用道路が士別剣淵 IC から多寄方面に延伸工事中というタイミングで、インターチェンジから離れた街中の一等地に「道の駅」を建設するというのは、なかなか思い切ったことをしますね。「街中の道の駅」と言えば稚内がそうでしたが、似たようなモデルなのでしょうか。
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2 件のコメント:
郵政公社から日本郵便になった時に、郵便事業株式会社が伝統の(?)赤を引き継いで、郵便局株式会社がオレンジになりました。
なので分割民営化後に作られた看板はオレンジになっています。
日本郵政
その後、平成24年に郵便局株式会社が郵便事業株式会社を吸収合併して、日本郵便株式会社に商号変更をし、コーポレートカラーが赤になっています。
郵便局株式会社及び郵便事業株式会社の合併に伴う日本郵便株式会社の平成24事業年度事業計画の認可等
コーポレートカラーは赤に変更(というか戻った?)のですが、積極的な看板架け替えは行わなかったようで、移転や新築などの機会があれば赤で新調しているのて、オレンジと赤が併存しているようです。
<セルダン> さん:
ご教示ありがとうございます。
赤とオレンジの違いは「郵便事業株式会社」と「郵便局株式会社」の違いだったんですね。オレンジのほうが新しい感じがあったのですが、逆だったとは……。個人的には赤よりもオレンジのほうが好みだったんですが、これからは少しずつ赤が増えていくのでしょうか。
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