2022年4月4日月曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (260) 「軸重 20 t 超」

北海道立サンピラーパークの「サンピラー交流館」を後にして苫小牧に向かいます。この先の十字路っぽいところをうっかり直進してしまうと「なよろ健康の森」に戻ってしまうので……
ささっと左折すると、前方に JR 宗谷本線の踏切が見えてきます。この交叉点をうっかり北に向かってしまったので、随分と遠回りを強いられたのでした(その代わりに「フィンランド ロヴァニエミ市」のオブジェを見ることができたのですが)。
そしてこの踏切、よーく見ると手前に「ユース 右折 →」という手づくり風の案内が見えます。1 ブロックと少し北に進んだところに「なよろサンピラーユースホステル」があるのです。
なお、道道 939 号「日進名寄線」が 1 ブロック北を東西に通っていて、踏切の近くに宗谷本線の「日進駅」があります。日進駅はユースホステルの最寄り駅(駅からユースホステルまで約 450 m)ですが、現在は「ご利用の極端に少ない駅」になってしまっているとのこと。1 ブロック南に移設すれば「サンピラー交流館」が徒歩圏に入りそうですが……。

ヤマシグマタ?

踏切を渡って西に向かい、1 ブロック西で左折して道道 939 号を南に向かいます。同じ道を引き換えしているのですが……あれ?
「日進橋」の手前にこんなオブジェがあったのですね。びみょうに道路脇から離れていて見えづらいですが、よく見るとどうやら旧道が直進していたようで、道道の曲線改良時に取り残された、ということのようです。
「日進橋」で名寄川を渡って市街地に戻ってきました。信号待ちの間に見かけたこちらのお店、ラテン文字とギリシャ文字を組み合わせた独特のスペルが特徴的ですね。ギリシャ文字を組み込むならば「YAMAθ」で「ヤマシータ」にできそうですが、さすがに読んでもらえないと言う判断なのでしょうか。

軸重 20 t 超

右側に、例の「サイズ違いの殖民区画」成立の一因になったと思しき「大通り」の中央分離帯が見えます。
おやっ、こんな町中にも「夜間の除雪はしていません」が。そしてその下に「20 t 超」という謎の標識(っぽいもの)が見えますが……
ちょっと画質がアレなので、ストリートビューで見てみると……


なるほど。ここから先は軸重(ですよね?)20 t 以上の車も通行可能……と理解しました(違っていたらすいません)。ここが「始点」ということは、軸重 20 t 以上の車はどうやってここまでやってくるのか、考え始めると夜も寝られませんね。

緊急ピットイン

ちょうど良いところにガソリンスタンドがあったので緊急ピットインを敢行しました。


前回の給油から 498.1 km しか走っていないので、まだ燃料は半分近く残っていた筈ですが、ここで満タンにしておくのは深~い理由があるのです。

川は流れてどこどこ行くの

給油を済ませた後は、道道 540 号「名寄停車場線」を西に向かいます。この路線は名寄駅前から国道 40 号までの 1.0 km の路線で、もうすぐ終点ということになります。
そして、道道 540 号の終点(のすぐ手前)には「20 t 超」の「終点」の文字も。軸重 20 t 超の車は一体どこからやってきてどこに向かうのでしょうか。いつの日か花を咲かすことがあるのでしょうか。

名士揃いの

道道 540 号の終点の交叉点には「風連御料」行き?の名士バス(だと思う)の姿も。左に見えるコスモ石油の GS は、今は別のブランドで営業中のようですね。
左折して国道 40 号に入りました。右側にバスがたくさん並んでいますが、ここが名士バスの本社営業所とのこと。「名寄」と「士別」で「名士バス」なんでしょうけど、「名門大洋フェリー」のような謎の威圧感がありますね。

プロの技を定点観測

南に 2 区画(約 1.09 km)ほど進んだところで信号に引っかかってしまいました。まぁ待つしか無いのですが……
お、これは随分と大きなトレーラーが……
なんとかギリギリ曲がり切ったようです。プロの技ですねぇ。

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