程なく左カーブに差し掛かります。ガードロープの向こうは殆ど真っ白で何も見えない状態ですが、天気が良ければかなり眺めの良さそうな場所です。
まだまだ雪も残っていますが、その一方で新緑?もかなり芽吹いているように見えますね。
樹木がまばらにしか生えていないのも、まるで「森林限界」のような趣があります。
上部が「く」の字状の防風柵
道道は山の北側に回り込みました。常設の防風・防雪柵のようですが、なかなかおもしろい形をしていますね。柵の向こうは北向きの斜面なので、北からの風を受けると積もっていた雪を巻き上げることが想像されます。上部を「く」の字状に曲げることで、風で巻き上げられた雪が柵を越えづらくする……あたりでしょうか。
先日コメントいただいた(ありがとうございます)「謎の柵」ほど極端な構造では無いですが、狙いは共通するものがありそうです。
風雪に耐える木々
樹木の枝のつき方が随分とまばらで、いかにも風が強そうな場所だな、と感じさせます。そう言えばいつの間にかガスが晴れてましたね。南南東に向いた斜面には雪は皆無で、北北西に向いた斜面にはたっぷりと雪が残っています。
ほぼ 180 度近く曲がる右カーブが見えてきました。正面には「知駒内川」の谷がある筈ですが……
180 度カーブ
この右カーブは R55 くらいでしょうか。なかなか攻めた感じのカント(バンク角)がついています。そしてすぐに、これまた 180 度近く曲がる左カーブに入ります。ここも中々眺めの良さそうな……
長い左カーブを抜けると、短い直線区間に入ります。自然の地形に合わせて道路が建設されている筈ですが、R がほぼ一定のカーブが多く、まるでサーキットのようです。
駐車場ふたたび
左側に駐車場が見えてきました。山側ですからビューポイントでも無いですし、一体何のための駐車場なのか……。Google マップで航空写真を見てみると、手前にアンテナっぽいものが見えるので、そのメンテ用車輌の駐車スペースも兼ねているのでしょうか。知駒内川の支流(名称不詳)を渡る橋が見えてきました。久々の橋らしい橋ですね。
橋を渡った先で、久しぶりに対向車とすれ違います。車の数は多すぎず少なすぎず、実に快適な道ですね!
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2 件のコメント:
くの字の柵は自立式誘導板付忍返柵というものらしい・・・
2番目のヤツ
<セルダン> さん:
ご教示ありがとうございます! 「く」の字の上半分が特に重要だったっぽいですね。上部を内側に折り曲げることで、翼端板と似た効果を出していると理解しました(壁の端っこで発生する渦流を最小限にする)。
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