2022年2月24日木曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (234) 「豊頓橋」

豊富町の「大通 9 丁目」交差点にやってきました。なおこの「大通 9 丁目」は南向きの名前で、北向きは「大通 10 丁目」となります。カーナビによっては「大通 9 丁目、または 10 丁目」という案内をするものもあった……ような気が……。
「大通 9 丁目、または 10 丁目交叉点」を左折して道道 84 号「豊富浜頓別線」に入ります。
浜頓別までは 58 km、油井と温泉のハイブリッドとして知られる豊富温泉までは 6 km とのこと。「浜」の前の空きスペースがちょいと気になりますが、文字をセンタリングしたもののうっかり右側の空白を使い切ってしまった、と言ったところでしょうか。

ランプウェイを(以下略)

「豊富バイパス」および「幌富バイパス」の「豊富サロベツ IC」が近づいてきました。
立体交叉の前後にランプウェイがあるのかな……と思ったのですが、手前にはランプウェイらしき道路は見当たりません。
「豊富サロベツ IC」はダイヤモンド型の IC ですが、入口は南北方向とも一本にまとめられていました。IC に料金所を設置する場合は入口を一本化するのがセオリーですが、このバイパス(略したな)は「通行無料」のため料金所はありません。
思い返してみると、「名寄美深道路」の「名寄北 IC」も似たような形をしていましたし、「深川留萌自動車道」の「沼田 IC」も、「日高自動車道」の「日高富川 IC」も同じような構造でした。料金所が無いのにランプウェイをまとめるのは何故なのだろうと思ったのですが、やはり「封鎖が容易」に尽きるのでしょうか。もちろん進行方向を間違える可能性が下がるというのもメリットなのでしょうけど……。

ピントも解像度もダメで残念な写真になっていますが、この「除雪案内」は「主要道道豊富浜頓別線」の「豊富~本流」の間の開通状況を示すもののようです。
「本流」は道道 121 号「稚内幌延線」が北に向かって分岐するところで、ここから 8.2 km ほど先の地点です。意外と近所に思えますが、本流から先は道道 84 号よりも道道 121 号に向かう車のほうが多かったりするのでしょうか……?

豊富温泉

道道 84 号「豊富浜頓別線」の終点は浜頓別ですが、青看板では近場の主要都市?である枝幸までの距離が追加されていました。至近のスポットである「豊富温泉」までは 3 km とのことですが……
ちょいと進んだ先に「豊富温泉」の文字が。なんか思っていたのと雰囲気が違うなぁ……と思ったのですが……
ほどなく温泉地っぽくなったので一安心です。

「南沢入口」バス停

幌延からやってきた道道 121 号「稚内幌延線」号と合流して、1.4 km ほど重複区間となります。なお重複区間の大半と、その手前 0.5 km ほどは豊富町ではなく幌延町域です。このあたりの町境は、なぜか分水嶺とは程遠いところに、地形を無視した形で(直線ベースで)引かれているんですよね。
道道 121 号との合流点の手前には、沿岸バスの「南沢入口」バス停がありました。そう言えばこの辺は沿岸バスの縄張りでしたね……。コンパクトで色鮮やかなバス停の丸板ですが、これって実は木製とのこと。最近は「使用済み」の丸板の通販が人気を博しているようです。

豊頓橋

道道 84 号(道道 121 号と重複区間)は「豊頓橋」で「下エベコロベツ川」を渡ります。「富」と「浜別」で「とよとん」かと思いきや、「ほうとん──」と読ませるとのこと。この橋は Google ストリートビューで見られないんですが、何故なんでしょう……?
豊富町域に戻ってきました。道道 121 号との重複区間はあと 300 m ほどで終了です。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿