2022年2月14日月曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (227) 「例の跨線橋」

「稚内公園」から道道 254 号「抜海港線」に戻る阪を下ります。このあたりは急坂ならでは?のコンクリート舗装です。
ヘアピンカーブを抜けると、前方に「ANA クラウンプラザホテル稚内」(当時)の建物が見えてきました。高さがあるのでランドマークとして重宝しますね。
道路は急勾配を避けるためにいくつものヘアピンカーブが続きますが、歩行者向けに北門神社の裏手に出る階段?も用意されているようですね。稚内駅方面には随分と近道ができそうです(以前はロープウェイもあったので、もっと近道ができた筈なんですが……)。
車の場合は下り坂を北に向かい……
トベンナイ川の手前で右にカーブして……
道道 254 号「抜海港線」まで戻ってきました。

山麓の市役所

「えびなイベントホール」の前の交叉点を右折して稚内駅方面に向かいます。
道道 254 号の終点までは 750 m ほどです。左折すると稚内駅ですが、今回はそのまま直進します。
稚内駅からは国道 40 号と道道 106 号「稚内天塩線」が並行しています。海側が国道で山側が道道という形で棲み分けができているようですね。
道道沿いの山側には「稚内市役所」や「市立稚内病院」などの公的施設が立ち並びます。稚内では最も早くから開発されたエリアで、1888 年に戸長役場が置かれたのもこのあたりだったでしょうか。
市役所のすぐ後ろは急斜面になっていて、山の上が稚内公園です。土砂災害の危険性のある立地に思えますが、山のおかげで暴風雪から守られていたりするのでしょうか。また海沿いと比べてわずか数メートルですが標高も高いので、高波や津波からは比較的安全な場所と言えるのかもしれません。

「例の跨線橋」で国道へ

稚内から苫小牧東港までの距離は 400 km 弱ですが、6 時間 17 分で移動できるだろう……という予測のようです。北海道は確かに広いですが、丸一日あれば縦断可能とも言えますね。
道道 106 号「稚内天塩線」を南下していましたが、稚内港郵便局のところの交叉点を左折して、例の跨線橋(宗谷本線と国道 40 号北行をオーバークロスする)にやってきました。跨線橋なので歩行者の利用も考慮して、前後に階段も設けられているんですね。
跨線橋は右に大きくカーブして坂を下ることになるのですが……
坂を下った先にある国道 40 号との合流点では、側道のように見える国道 40 号が優先道路です。
跨線橋から下りてきた車は徐行して(国道 40 号を走る車の流れを妨げないように)合流する必要があります(さすがに一時停止は不要でした)。

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