2022年2月8日火曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (224) 「開基百年記念塔」

「開基百年記念塔」の展望台には、おなじみのこの装置もありました。
100 円を投入して使うタイプの双眼鏡です。Nikon ブランドというのはちょっと珍しかったりするでしょうか……? 上下にでかい形をしていますが、こうすることで奥行きを浅くしているのでしょうか。
稜線上にレーダードームが見えます。これは北北西あたりの眺めですね。
足元を見てみると、道路脇に雪が残っていることが確認できます。駐車中の車も見えますね。

市民フォトギャラリー

「非常口」には「本日の日没時間」が掲出されていました。そしてドアの上に「稚内市開基 100 年記念塔 市民フォトギャラリー」と貼り出されていたのですが……
これは……どちらも利尻富士ですね。上の写真で利尻富士の手前に見えているのは「コンブ漁」の船とのこと。

遥かなる「モネロン島」

「開基百年記念塔」から北北西(330 度くらい?)を眺めると「モネロン島」が見える場合がある、とのことですが……
この日は雨まじりの曇り空だったので、流石に目視は厳しそうです。モネロン島はサハリンの最南端(クリリオン岬)よりも倍近く遠いところなので、かなり条件が良くないと見えないような気もします。

謎の展望スポット?

これは南西側の眺めですが、山……ですね。「開基百年記念塔」は山の上にあるとは言え、分水嶺よりずっと東側に位置するので、西側は山だらけということになります。
「開基百年記念塔」の先にも舗装路が伸びているのですが、どうやら舗装路なのは 1 km ほど先の電波塔のあたりまでで、その先はダート路のようです。ただ Google マップには「育みの里見晴台」という展望スポット?が登録されているので、夏場は一般車も通行可能だったりするのでしょうか。

日本全国タワーめぐり MAP

展望台の内側にはエレベーターがあり、また非常階段などもあるのだと思いますが、壁には「日本全国タワーめぐり MAP」なるものが貼られていました。
高さ 50 m 以上のタワーは日本中に 116 基あるとのことで、「稚内市開基百年記念塔」は 83 番目に高いとのこと。「上には上がいる」ということを積極的に開示するスタイルはとても良いですね。タワーの単位は「基」なんですね。

記念塔から市街地を眺める

これは南東側の眺めですね。市街地の南側では高台も住宅地として開発されていて、市街地が面的な広がりを見せています。
東側の眺めに戻ってきました。このあたりは平地が狭いので、どうしても市街地は南北に走る道路沿い(と埋立地)に留まってしまいます。
展望台からの眺めもしっかり堪能できたので、そろそろ下に戻ることにしましょう。

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