2022年1月12日水曜日

宗谷本線各駅停車 (43) 「旭川・その2」

旭川駅に到着しました。ついさっきまで乗車していた 328D は、一瞬のうちに深川行き 928D に変身してしまいました。
階段を降りて改札に向かいます。線路の下ですから「跨線橋」ではありませんし、でも地下でも無いので「地下道」でもありません。改札の中なので「自由通路」でも無いですし……どう表現すれば良いものでしょう。
旭川駅の「西改札口」にやってきました。高架下ということで天井の高さを存分に活かした構造ですね。壁も竹でできたブラインドのようなデザインで(もう少しマシな言い方はできないのか)、「和」のテイストが随所に感じられるものです。

キオスクと自由通路

改札を出た先には巨大なキオスクがありました。おみやげから弁当・飲み物や新聞・雑誌・傘など、守備範囲がめちゃくちゃ広そうなお店です。
キオスクの隣は南北方向の自由通路です。もっとも旭川駅の南には忠別川が流れていて、「南口」の駅前広場は東側にしかありません。そしてこの自由通路ですが、恐ろしく広くて……
しかも南側の出口の手前には巨大なカプセル状のオブジェが。アート……なんでしょうけど、周りが立入禁止になっている雰囲気はありませんし、題名などを記した説明板のようなものも見当たりません。シュールですね……。
ちなみに北側の出口の手前には何も置かれていません。南口と比べて通行する人の数は段違いに多いでしょうから、何も置かないのが正解なんでしょうね。

今から稚内へ!

さて、稚内から各駅停車を乗り継いで旭川にやってきたわけですが、車は稚内に置いたままですし、荷物もホテルの部屋に置いたままです。……つまり、これから稚内に戻る必要があるということになります(汗)。
旭川からは JR の路線が 4 方向に伸びています。旭川駅の運賃表には岩見沢までの函館本線、富良野線の全線と根室本線の金山まで、石北本線の丸瀬布までと宗谷本線の美深まで、そして留萌本線の朱文別までの各駅への運賃が掲載されています。また直通する特急列車の停車駅も掲載されていますね。

宗谷本線の美深以遠は特急停車駅のみの掲載で、料金も普通運賃+自由席特急料金の合算のみが記されています。士別までの特急料金がちょいと割高に見えるのが気になりますが……。
ちなみに料金表の直下には自動券売機が並んでいます。一番左の機械は特急列車の指定券や「おトクなきっぷ」の購入もできる優れもので、JR 西日本エリアでの「みどりの券売機」に相当する機械でしょうか。ぶっちゃけ、この券売機があれば「みどりの窓口」に並ぶ必要がかなり少なくなりますよね。
券売機の間には「本日の指定席料金」が。なんか「シェフの気まぐれパスタ」みたいですね(それもちょっと違うような)。

「スーパー宗谷 3 号」到着待ち

328D は 18:38 に旭川に到着しました。ここから稚内に戻る都合の良い列車があるのかと言うと……無かったら大惨事です。
えーと、19:17 に出発する特急「スーパー宗谷 3 号」に乗車すれば良い、ということですね。乗車券は往復で購入済みですし、実は「スーパー宗谷 3 号」の特急券も既に手配済みです。発車まで 20 分近くありますが、ホームで到着を待つことにしましょう。
特急「スーパー宗谷 3 号」は 4 番のりばに入線するとのこと。ただその前に 19:00 発の札幌行き L 特急「スーパーカムイ 42 号」が入線済みでした(6 年近く前の話題なので当然かもしれませんが、ちょいと懐かしい列車名が続きますね)。
とりあえず、十数分ほどのんびりと「スーパー宗谷 3 号」の到着を待ちましょう……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿