さすがは特急停車駅、もちろん「名所案内」も用意されています。近場の公園から遠くの山まで遠近両用と言った趣で(そういう意味じゃない)、ジャンルも各種揃っているのは流石ですね。
ところでこのスキーヤーさん、右スキーのインエッジを立てているということはこれから左にターンすることになりますが、よそ見をしているようにも見えてしまいますね。後ろに描かれたシュプールを見ると小刻みにターンを繰り返しているようなので、緩斜面でウェーデルンをしているのでしょうか。
ハイテクな「ホームのご案内」
おっさん(かどうかは定かではない)スキーヤーの右足荷重に思いを馳せるのも程々に、出口に向かいます。「ご乗車ありがとうございました」の文字が嬉しいですね。ちゃちゃっと途中下車をキメて、とりあえず改札の外に抜けてから後ろを振り返ります。間もなく 14:35 発の快速「なよろ 8 号」と 14:36 発の稚内行き各駅停車が出発ですね。
「発車時刻案内」の電光掲示板の隣には、液晶ディスプレイのよる「ホームのご案内」が。うわ、なんかめっちゃハイテクじゃないですか。
そして右側にはこんな「お知らせ」が。改札が無人になった後に到着する列車が 4 本、そして出発する列車が 3 本あるようですが、いずれも快速または各駅停車のようです。
「一番ホームの乗車口」が 12 もあるように見えますが、これは 6 両編成を想定したものでしょうか。
懐かしの Kiosk
液晶ディスプレイの左には「北海道新幹線」と題されたカタログラックがあり、「東北」や「東京・横浜」と題されたカタログが並んでいました。北海道新幹線が「新函館北斗」まで開通したのがこの年の 3 月のことですから、まだ 1 ヶ月強しか経ってないんですよね。「ファイターズの大谷」が全面に押し出されているのも時代を感じます。改札の左には待合室があり、中では Kiosk が営業していました。この Kiosk、残念ながらこの年(2016 年)の 12 月 20 日に営業を終了してしまったとのこと。ちょうど 5 年前ということになりますね。
白金青い池
改札前のスペースと待合室の間は(ドアも含めて)ガラス張りなのですが、待合室側にはテレビが置かれていることもあってか、目隠しのような感じでパーティションが立てられています。例によって旅行商品のカタログが並んでいるのですが……ど真ん中のコルクボードには「白金青い池」の宣伝が。同じ道内なのでちょっと意外な感じもしますが、日帰りで遊びに行くにはちょうど良い距離感なのかも……?
まさかの全駅完全掲載
待合室の窓?には「お客様へのお知らせ」が貼られていました。「お客様へのお知らせ」の内容は 2016/3/26 のダイヤ改正後の時刻表でした。「※ 名寄駅⇔旭川駅間は、主な駅・列車のみを記載しておりますので、ご注意ください。」とありますが、これ、良く見ると稚内・名寄間は全駅完全掲載なんですね(なんかすげぇ)。
北海道を走る列車
待合室と改札前スペースの間仕切り壁の上部には「北海道を走る列車」と題して各種列車の写真が並んでいました。一番右側(なんと「臨時列車」の右側)には「寝台列車」カテゴリーの写真が並んでいましたが……
一足先に運転終了してしまった「北斗星」の写真も。結局「はまなす」も「カシオペア」も運転を終了してしまって……本当に寂しくなりましたね。
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