音威子府の市街地は主に線路の南西側に広がっていますが、東側にも高校(北海道おといねっぷ美術工芸高等学校)や住宅があり、線路を横断する歩道橋が設置されています。歩道橋の向かいには「JR」マークの集合住宅らしきものが見えますが、国鉄時代の官舎相当のものなんでしょうか……? かつて道北の鉄道の要衝だったことを思い起こさせる、かなり立派な建物です。
木材の町・音威子府
宗谷本線は音威富士スキー場の手前で右にカーブして、国道 40 号の下を通って川沿いに向かいます。遠くに工場が見えますが……工場の敷地には大量の原木が整然と並べられていました。音威子府は「木材の町」なんですよね。
咲来駅(W60)
音威子府を出発して 5 分ほどで、4326D は「駅の西側は咲来の市街地ですが、1970 年代の航空写真と比較すると建物の数が明らかに減少しているようです。特に、駅の南西側(このアングルでは左側)にもっと多くの建物があったようなのですが……。
咲来の集落の真ん中を道道 220 号「歌登咲来停車場線」が通っているのですが、国道 40 号が現在のルートで開通する前は、道道 220 号と南北に接続する道路がこのあたりのメインルートだったようです。線路の東側に国道の新ルートができたことで、咲来の市街地を通る自動車の数も激減したと想像されます。
本場の味
咲来駅でも、もちろん「本場の味」はサッポロビールです。駅名標は JR 北海道の標準的なタイプのものです。逆光で、しかも後ろに雪も残っているので、写真には補正をかけてますが……。
元ネタのツーショットがこちらですが、これでもそこそこ補正をかけた状態です。
絶賛雪解け中
咲来のあたりでは天塩川が西寄りを流れていることもあって、線路と川の間には農地が広がっています。雪が積もった畑に籾殻を炭化させたものを撒くことで、黒い炭が太陽熱を吸収して熱を持ち、それによって雪解けが早くなるのだそうですね。籾殻の炭はそれ自身もちょっとした肥料の代わりになりそうな気もしますが、うまいやり方を考えたものですね。
ただ、この写真を見た感じでは、奥のほうに見える畑に残る雪は割と白っぽく見えるので、特に「黒い融雪剤」を撒いたりはしていないのかもしれませんが……?
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