南下沼駅(廃止)
2006 年まで、下沼駅から僅か 1.8 km ほどのところに「南下沼駅」が存在していました。1957 年に仮乗降場として開設され、JR 北海道が発足したタイミングで駅に昇格しましたが、利用者僅少のため廃止されてしまったようです。駅跡とは言わないまでも、駅跡近くの風景の写真でもあれば良かったのですが……すいません。よそ見してました(汗)。
羽幌線の路盤跡
「南下沼駅」のあったあたりを通過して、4326D は東に向きを変えながら一路幌延へと向かいます。前方に防風林っぽい林が見えますが……あっ。そうか、国道 40 号の「幌富バイパス」が通っているんでしたね。
「幌富バイパス」と言えば、幌延 IC のあたりでかつての国鉄羽幌線の路盤を転用しているのですが、この林の手前に見える土手もおそらく羽幌線の路盤跡ですよね。
このあたりなんですが……(切り出しても尚わかりづらい)。
これは除雪車輌の車庫(基地)でしょうか。
幌延駅(W72)
名寄行き 4326D は定刻通りに幌延駅に到着しました。幌延駅は 2 面 3 線の国鉄型配線の駅で、駅舎は市街地に近い 1 番線側にあります。ただ 4326D は、わざわざ駅舎から跨線橋を渡らないと到達できない 2 番線に入線しました。幸い真横のボックスのお客さんがいなくなったので、こうやって写真撮影ができているわけですが……。
ちなみに幌延駅の跨線橋はなかなか年季の入ったもののようで……。Wikipedia によると「1936 年:跨線橋新設」とありますが、その当時のものなんでしょうか。
跨線橋の横には「北緯 45 度 トナカイの里」をアピールする看板が設置されていました。「北半球ど真中」というのはちょっと盲点を突かれましたが、なるほど言われてみれば確かにその通りで……。
スペシャルゲスト
4326D は幌延駅に 9 分間停車します。そしてわざわざ駅舎から遠い 2 番線に入ったということは、列車交換があるということですよね。ということで、2 番のりばの駅名標を撮影しようとしたところ……絶妙なタイミングでゲスト出演いただきましたが、駅員の方でしょうか(運転士さんだったらカバンを持ってそうな)。気を取り直してもう一度。
幌延駅の駅名標は、「しもぬま」に不自然な修正痕は見当たらないようです。「2 番のりば」ではなく「のりば 2 番」なのも謎ですが、幅が合っていないのも更に謎ですね。
ホームの南側にはレールが並べられていました。4326D は 9 分停車ということもあってか、外を散歩しているお客さんの姿も。
稚内から 1270 円
運賃表には、これまでの駅の数だけ運賃が表示されています。どうやら稚内から幌延までの運賃は 1270 円のようです。では、対向列車の到着をのんびりと待ちましょうか。
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