「食品館 AIZAWA」とあることからもわかるように、基本的にはスーパーマーケットなのですが、建物の横の駐車場には「新鮮食品・贈答品」とあり、また「稚内・利礼名産品」との文字も並んでいます。なかなかレアなものが平然と販売されていたりすることもあるとか無いとか(どっちだ)。
この相沢さん、稚内駅前にあるのですが、フェリーターミナルからもそれほど遠くない場所にあるということで、利尻や礼文の人が島に帰る前に立ち寄って色々と買い物をすることも多いみたいです。
店名はキリル文字で
というわけで、相沢さんの引力にふらふら~と引き寄せられて、ちょいと買い物をした後に反対側の出口から外に出てみました。この通りは商店街のようで、アーケードこそありませんが歩道には屋根があり……お店の名前がキリル文字で記されています。以前は日本語とキリル文字が交互に並んでいたような気もするのですが、いつの間にかキリル文字オンリーになってますね……?
ちなみにこちらのお店、現在は「さふらん」という名前の調剤薬局のようですが、これ、どう見ても違いますよね……? キリル文字はちゃんと読めないのですが「ハッキンドー」と書かれているように見えるような……?
Аидзаваさん
後ろを振り返ると、我らが「相沢さん」があるのですが、ここも……とりあえず「AIZAWA」が「АИДЗАВА」になることがわかりました。「Магазин」は確か「お店」という意味でしたよね(稚内市内では「Магазин」という文字をちょくちょく見かけます)。「マガジン」と読めそうにも思えるのですが、果たして……?
こちらは「大王本店」というラーメン屋さんですが……これはわかりやすいですね。「ДАИО」は「DAIO」なんでしょうね。
もうちょい南の方に歩くと、今度は「北海道銀行」の建物が見えてきました。ちなみにこちらの場所ですが、現在 Google Map では更地になっています。どうやら市役所の近くに移転したっぽいでしょうか。
こちらも割とわかりやすいですが、(\→$・$→\)というのが面白いですね。記号の羅列でしか無いですが、あたかもピクトグラムのような(あるいはそれ以上の)説得力が感じられます。
「何処よりも近いサハリン」
「フェリーターミナル入口」の交叉点まで戻ってきました。駅のほうを眺めると「稚内サンホテル」の建物が見えます。このホテル、数年前に突如営業を停止して驚いたのですが、建物は現在もそのままなんでしょうか。そして交叉点にはこんな看板も「何処よりも近いサハリン」とあり、そして「稚内はサハリンへの玄関です」ともあります。全くその通りなんですが、両国間の交流はなかなか活発にならない印象もあります。つくづく勿体ないことをしてるなぁ……と思ったりもするのですが……。
東に向かうとフェリーターミナルですが、その前に JR 宗谷線を横断する必要があります。あ、これって「日本最北の踏切」なんですかね。
「キタカラ」に帰還
いつまでも歩き続けるわけにも行きませんので、稚内駅に戻ることにします。国道 40 号の終点と国道 232 号の起点が稚内駅前ということで、この区間は国道 40 号と国道 232 号の重複区間ということになるのですが、標識が設置された時期が異なるのか、なんか国道 40 号の「おにぎり」のほうが貧相に見えますね。
稚内駅が入居する複合施設「キタカラ」に戻ってきました。
宗谷バスの「駅前バスターミナル」の角を右に曲がると稚内駅です。以前に蛭子さんがバス旅で稚内に来た時は、まだこの建物は存在していなかったことになるんですよね。
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