2021年11月4日木曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (208) 「日本最北端の線路」

 

Day 6 の朝を迎えました。朝から優雅に洋定食をキメてからの出発ということで、もうすぐ 10 時になろうかというところです。それにしても良い天気ですよね! 某ホテルの向こうの丘の上には、稚内公園の「開基百年記念塔」が見えています。
ホテルの正面玄関から稚内駅方面を望みます。直線距離で 200 m ほどしか離れて無いんですけどね。

「道の駅」は何処に

車を駐車場に置いたまま……
テクテクと稚内駅に向かって歩を進めます。
ホテルと稚内駅のちょうど中間あたりに「道の駅わっかない」の駐車場があります。ここは前から不思議だったのですが、駐車場しか無い……ように見えるんですよね(もちろんすぐ近くに「道の駅」がある筈なんですが)。
更にちょいと不思議なのが、ここには「稚内メモリアル駐車場」と題された看板が立っています。「港湾施設及び道の駅利用者以外の駐車は禁止します」ということで、稚内駅のすぐ近くではあるものの、鉄道駅の利用者は駐車場を使えない、ということなんですね?

日本最北端の線路

さてさて、ホテルから歩くこと 4~5 分ほどで稚内駅に到着です。ん、よく見ると「道の駅 わっかない」という看板も見えますね。どうやら鉄道駅と道の駅が一体化している、ということだったようです。
それはそうと、駅前広場に何故かレールと車止めが。これ、どうやら改装前の稚内駅の車止めをそのままの位置に復元したらしいのですが……いいですよね、こういった「遺物」が残されるのは。
車止めと線路は、駅舎の向こう側にある現役の線路とつながっているように見えます。そして隣には「日本最北端の線路」というモノリスのようなものも見えますね。
このモノリス(違)、天井部に「日本最北端の線路」と題された説明文が刻まれた金属板が乗っかっています。

レールはフェイクか本物か

説明文には「また、かつて北防波堤ドーム横にあった稚内桟橋駅(昭和十三年~昭和二十年)までの線路をこの車止めから北側に延びている線で表しています。」とありますが……
なるほど、これですね。一見レールっぽく見えますが、これはレールではなくそれっぽい石(セメントかも?)を埋め込んだもののようです。ちなみに駅舎から車止めの間はこんな風になっていて……
本物のレールが埋まっているように見えます。
駅舎からホテルを眺めます。前述の通り、直線距離は 200 m ほどしか無い筈なのですが……

「ロシア語青看板」ふたたび

駅前広場から「開基百年記念塔」を眺めます。丘の上にあるという認識はあったんですが、改めて見てみるとなかなかの急斜面で、砂防施設がなかなかの威容を見せています。これ、雨が降ったら土石流とかが怖い場所ですよね……。
稚内と言えば、やはり「ロシア語青看板」ですが、もちろん駅前にも設置されています。

こんな所に「北防波堤ドーム」

「ロシア語青看板」はいいとして、写真の左下の方に何故かこんな写真?がフレームインしていたことに今頃気づきました。
どう見ても「北防波堤ドーム」なんですが、何故こんなところに写真パネルが……? 真剣にわからなかったのでストリートビューで確認してみたところ……


なるほど、青看板の裏側の有効活用だったんですね!

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