2021年10月15日金曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (200) 「凹凸と凸凹」

道道 84 号「豊富浜頓別線」で豊富方面に向かいます。現在地は「浜頓別町ニタチナイ」のようです。
道道 84 号は舗装済み・センターライン完備の走りやすい道路ですが……あらっ。もともと泥炭地だったところに道路を建設したからか、凹凸が結構あるみたいですね。
そういえば「でこぼこ」は「凸凹」ですが、「おうとつ」だと「凹凸」になるんですよね。この標識を正しく読むと「路面おうとつあり」となりそうです。

道道 710 号と接続

クッチャロ湖の西側を南北に結ぶ道道 710 号「浅茅野台地浜頓別線」の交叉点が近づいてきました。道道 710 号はここが終点っぽい感じですね。
道道 84 号のヘキサは宗谷エリアで良く見かけるタイプのものです。路線名が青看板風になっているのが見やすくて良いですよね。
お約束の「夜間の除雪はしていません。」もありました。

「空き缶白鳥」

「仁達内橋」で仁達内にたちない川を渡ります。橋の手前は路面が沈下気味なので、速度は控えめにしたほうが良さそうです。
ちょうど人偏のところが矢羽根のポールで隠れてしまっていますが、「ニ達内」ではなく「仁達内」です。この看板も「ポン仁達内橋」と同様にほんのちょっとだけ歪んでいて、でも看板は水平を保っているようにも見えます。
枝幸町歌登は「空き缶牛」が一大勢力となっていましたが、浜頓別町では「空き缶白鳥」にトランスフォームしていました。

一の沢川、二の沢川、そして

道道 84 号は「オサチナイ川」沿いを北西に進みます。途中でオサチナイ川の支流である「一の沢川」を「一の沢橋」で渡り、「二の沢川」を「二の沢橋」で渡ります。「二の沢川」沿いの林道が分岐した直後に……
交通遮断機がありました。手前に「お知らせ」の看板も立っている(そして例によって傾いている)のですが、何か紙らしきものが貼られていたのか、随分と見づらい状態になっていました。
ちなみにゲートのすぐ先には「三の沢橋」がありますが、橋の下を流れる川の名前は「菊水川」です。しかもややこしいことに、「三の沢橋」から 1 km ほど北西に「三線川」が流れているんですよね(「三線川」には橋は無く、道路の下に土管を通しているっぽいですが)。

固定資産税……

「三の沢橋」の手前にゲートがあったのは、林道を通行可能にするという意図もあったのでしょうが、すぐ手前に住居(とサイロ)があるというのが最大の理由だったかもしれません。ゲートを通過して「三線川」も過ぎた後の右カーブにサイロが立っていましたが……
すでに離農されていたのか、サイロも一部が壊された状態でした。壊れていないサイロには固定資産税がかかるので一部だけ壊してしまうという話は、やはり本当だったんでしょうか。

遥かなる利尻島

「この先パーキングあり」という案内が見えますが、その横に「←左側」という念押しがあるのが微笑ましいですね。
「この先パーキングあり」の上の写真?はサロベツ原野から見た利尻島のように見えますが……
道路左側のパーキング(チェーン脱着場)はどう考えても利尻島は見えなさそうな感じでした。

「オサチナイ」と「オサツナイ」

道道 84 号は上流部で一度だけ「オサチナイ川」を渡りますが、橋の名前は「小札内おさつない橋」でした。川名は「オサナイ」で橋名は「オサナイ」なんですね。

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