2021年10月5日火曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (192) 「昭和レトロな『ドリーネ』説明板」

「ドリーネルート」で鍾乳洞に向かいます。本当は「丸紅ルート」があれば良かったんですけどね(いつの時代だ)。
木立の中の一本道に入りました。まだまだ残雪が目立ちますが……
おやっ、何か看板が立っていますね。
「ドリーネルート」の名前の元になっている「ドリーネ」がありました。この看板、縦書きの説明文と「ドリーネ」のフォントが最高にいい感じですが、「中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園」として整備される前からここにあったということでしょうか。「昭和レトロ」としても十分通用すると思うので、ぜひ保全をお願いしたいところです。
「鍾乳洞の洞穴の地表に必らずあるものです」という説明は随分とざっくりしたものですが、負けずにざっくり説明すると、石灰岩に雨水が浸透して溶けたことによって形成された穴、と言ったところでしょうか。地中の石灰岩が溶けて空洞ができた後、上部が陥没して形成されるケースもあるようです。

車椅子ルートと合流

「体力に自信の無い方」におすすめの「ドリーネルート」ですが、再び階段が見えてきました。奥の方を左右に横切る遊歩道(の柵)も見えていますが、これが噂の「車椅子ルート」のようです。
階段を登って、車椅子ルートと合流です。「鍾乳洞」という文字が見えていますが……
あっ、右向きの矢印が書いてあった(貼られてあった?)のですね。鍾乳洞へは右折で間違い無さそうです。
「中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園」には「あずまや」が二箇所に存在しますが、こちらは鍾乳洞に近い側のものです。
ここからは車椅子対応の「鍾乳洞ルート」ということになります。
噂の(?)「第一洞窟」まではあと 120 m とのこと。あと一息ですね!

木橋を歩く

「鍾乳洞ルート」は車椅子対応を謳うだけあって、ところどころに木橋が整備されています。
こちらの木橋は少し年季が入ったものでしょうか。ところどころに真新しい床板が含まれるように見えるのは、定期的にしっかりメンテされていることを窺わせます。「協力金」がこういった諸々の整備費として使われるのであれば大歓迎ですね。
木橋ではない区間も、谷側にはちゃんと柵が用意されています。
再び木橋区間にやってきました。床板の色合いはひとつとして同じものが無いのが良いですよね。人が多く踏みしめたところから色がくすんでゆくのも良さがあります。
この手の木橋って金属やコンクリと比べるとどうしても耐用年数では劣ると思われるのですが、しっかりとメンテして少しでも長生きさせてほしいものですね……。そして前方に何やら案内板が見えてきましたが……

消灯時間は午後 5 時

「おしらせ」に重要な情報が出ていました。午後 5 時になると洞内が消灯するとのこと。「入洞時間」が午後 4 時半までだったことを考えると、これは妥当に思えます。

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