2021年9月28日火曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (187) 「ぺいちゃん? ペーチャン? ぺいちゃあん!」

 

道道 120 号「美深中頓別線」で中頓別の中心部に向かう途中に……
見事な傾き加減の「会心橋」がありました。遠目から見るとこんな状態なのですが……
2014 年 7 月に撮影された Google ストリービューではこんな感じの傾き加減でした。これ、2 年近くのあいだに更に傾きが進行したようにも見えますが、そうでも無いようにも見えます。さて今はどうなっているのか……?

カルデラなのか、そうでないのか

「会心橋」を過ぎたあたりから、急に左右が開けた感じになってきました。敏音知ぴんねしり岳・松音知まつねしり岳のカルデラに入ったのかな……と思ったのですが、そもそも敏音知と松音知のまわりってカルデラ地形なんでしたっけ……? Wikipedia の「カルデラの一覧 (日本)」には出てこないんですよね……。
平野部は開墾されて農地や農場になっていることが多いのですが、ということは人家もあるわけで……。ところで右側に見える建物群は何なんでしょう。高床式倉庫のような建物はそのまま倉庫なのかなと思いますが、その右側のテントのような建物が若干謎です。これも倉庫なんですかね?
敏音知・松音知がカルデラなのかどうかは確証が持てませんが、西側を国道 275 号が、東側を道道 120 号と道道 647 号「兵安上頓別停車場線」が山をグルっと囲むように伸びています。中頓別から小頓別に向かう場合、実は道道 120 号と道道 647 号を経由したほうが 3.2 km ほど短いのですが、所要時間はほとんど変わらないような気も……。

上には上が

枝幸町乙忠部でも見かけた「四角いヘキサ」がここにもありました。路線番号も路線名も、そして現在地もひと目でわかりますし、路線名が青看板風なのも良いですよね。
「会心橋」の傾き下限がなかなかのものでしたが、上には上がいました。
こちらは「豊栄橋」ですが、この時期(5 月)だからここまで視認できたようで……
7 月になるとご覧の通り。


橋名表示版?はこんな風に傾いているケースを良く見かけますが、コストを考えると他に打つ手が無いんでしょうかね……。50 km/h 制限の標識は矢羽根の柱にうまく寄生しているようにも見えるので、同じ手が使えたら良さそうにも思えますが。

「第三の牛」と「ヒット牛」

なんか最近は「ユニークな標識」(但し笑えそうなものはほぼ皆無)ばかりコレクションしているような気もしますが……これもその一例でしょうか。青看板を立てるほどでは無いけれど、これで十分必要な情報は伝わっていますね。
そういやこのシンプルな案内標識も矢羽根の柱に寄生していますね。道路の右側にはこんな「牛横断注意」も。「リゾート牛」とも「空き缶牛」とも異なる第三の勢力のようですね。
「牛横断注意」はついに事故の瞬間を捉えてしまいました。また新たなデザインですが、これは「ヒット牛」と呼べば良さそうでしょうか。
インディーズ系の「牛横断注意」が続きましたが、ついに本格的な警告標識として登場です。今回はなんとまさかの「アルビノ牛」!

牛だけじゃない

「牛ばっかりだなぁ」と思われた方にはこちらもどうぞ。
牛は毎回趣向を凝らしたイラストが描かれているのに対し、エゾシカの扱いのなんとシンプルなこと……(笑)。まぁ、牛は横断するだけなので遠目からでも判別できますが、エゾシカは本当に飛び出してくることもあるみたいですからね。

ペーチャン川 砂金掘体験場

なかなか良い感じに撮影に失敗した写真がこちら。「砂金掘体験場」とありますが、肝心の川の名前が電柱で隠れてしまっています。
困ったときのストビュー頼みということで……


ああああっ(汗)。まぁ、幸いなことに電柱の被った位置がびみょうにずれているので、両方を見れば大体わかりますよね。ここは「ペーチャン川」の「砂金掘体験場」だったのでした。カントリーサインでがんこ親父が何かをうるかしていたのは、ここのことだったんですね。

ぺいちゃん? ペーチャン? ぺいちゃあん!

実は昨日の記事で「兵知安」にどうルビを振ったものかと考えていました。道庁の「アイヌ語地名リスト」なんかでは「ぺいちあん」とあるのですが、このように「ペーチャン」と表記するケースもあるので、一概に言えないよなぁ……と思って結局ルビを振るのを諦めたんですよね。

道道 120 号を更に北に進むと、久しぶりに「兵知安川」を渡ることになるのですが……
橋の名前がまさかの「兵知橋」で、ローマ字表記をかなに直すと「ぺいちゃあん──」となっていました。「安」を「案」とする流儀もあるのか、それとも単なる誤字なのか……? そして「ぺいちゃん」ならぬ「ぺいちゃあん」の正体とは!?
次回に続く!(多分この話題は続かない

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事