2021年9月3日金曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (172) 「万里の長城・前編」

「下川パンケ川」を渡って北に向って、見えてきたのがこちらです。
はい、下川町と言えば「万里の長城」です。前回は敢えてスルーしましたが、カントリーサインにも堂々とあしらわれています。
ということで、左折して「長城広場」に向かいます。道路の右側(=公園の外周)が「長城」になっていますが、駐車場の入口は普通に車で入れるようになっています(それは当然かと)。

長城に守られた駐車場

「長城」の中の駐車場ですが、ゲートなどがあるわけではなく、無料で駐車できます。
中はご覧の通りで、特に変わった点は見当たりません。奥のほうに建物が見えますね。

中にはこんな人も

ここは公園と道路の間の外周に「長城」が築かれています。この「長城」を構成している石には、それぞれ名前や居住地(と思われる)が刻まれているのですが、これは実際に石を積んだ人の名前、なんでしょうか。
サンプルをお目にかけますと、たとえばこんな感じです。名の知れた方だと思うので、モザイクかけなくても大丈夫ですよね……?

「夕張」「シュー」「パロ」「ダム」

ちょっと変わり種の石組みもあって、たとえばこれなんですが、左の方に「夕張」と刻まれているのが見えます。
よく見ると、「夕張」「シュー」「パロ」「ダム」と刻まれているんですよね。グループで 4 つの石を同日に並べて積んだ、ということなんでしょうか。

下川町開拓 100 年

これは石ではなくプレートのようですが、「下川町開拓 100 年」と記されています。そしてよく見ると右隣には「北海道地図」も見えますね(右側が見切れていますが)。
「長城」の石組みは道路側と駐車場側にそれぞれ存在して、その間が土塁になっています。本物の長城は石畳の印象があるのですが(実物を見たことは無いですが)、ここは草むしているようです。

トイレに求められる清涼感とは

駐車場の奥には、トンガリ屋根の瀟洒な建物が見えます。
建物の手前には「来城プレート」と第されたプレート類が飾られていました。2002 年度の小学 1 年生による手書きの文字が刻まれています。このプレートに文字を残した小学生も、2016 年の時点で成人してる筈なんですよね。
ちなみに、瀟洒な建物の正体は「さわやかトイレ」でした(隣は管理棟とかでしょうか)。人は何故トイレに清涼感を求めるのでしょう……(汗)。

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