2021年8月30日月曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (168) 「岩尾内湖白樺キャンプ場」

「岩尾内湖白樺キャンプ場」にやってきました。眼前には滔々と水を湛えた「岩尾内湖」が広がっています。
駐車場と水面の間にはしっかり管理の手の入った芝生が見えますが……
なるほど、ここの芝生はキャンプ場では無いのですね。そしてこんなところにも「朝日町」の文字が。合併前の町名を血眼になって抹殺にかかる自治体もある中、士別市は割と(かなり?)鷹揚な姿勢のようですね。

岩尾内湖周辺マップ

「岩尾内湖周辺マップ」が設置されていました。岩尾内ダムは「洪水調節」「灌漑用水の補給」「水道用水・工業用水の補給」「発電」を目的とした多目的ダムで、1971 年 3 月に完成したとのこと。この看板自体はかなり新しそうに見えます。
現在地の「岩尾内湖白樺キャンプ場」にはこのようなスポットがあるとのこと。「キャンプサイト」「管理棟」「炊事場」「バンガロー・コテージ」があるのは想定の範囲内ですが、「ステージ」や「ファイヤーサークル」もあるとのこと。
「水芭蕉」と「菖蒲園」が図にあるのもユニークですが、ちょっと離れた場所に「クラブハウス」「蓮池」「テニスコート」「野球場」があるというのは驚きです。空中写真を見た感じでは、野球場は原野に還りつつあるようにも見えますが……(汗)。

管理棟

キャンプ場の利用期間は 5 月上旬から 10 月下旬とのこと。この日は 5/5 でしたが、営業を開始したかそれとも開始直前か、と言ったところでしょうか。管理棟はなかなか立派な建物で、トイレも設置されています。手前には飲料の自販機も見えますね。
自車の位置がしれっと移動しているように見えるのは……気にしないでください(汗)。あまり深い意味は無かった筈なんですが……。

管理棟の屋根は庇が長く伸びていて、庇の下にはウッドデッキ風の通路があります。建物の外だけど雨は凌げそうな場所で、ベンチチェアが置かれて喫煙スペースとなっていました。
ちなみにこのベンチチェア、「士別信用金庫創立 50 周年記念」として寄贈されたもののようです。
管理棟の近くでパラボラアンテナを見かけたのですが、これは非常用の通信回線とかでしょうか。さすがに電話やネットが日頃からすべて衛星経由ということは無いですよね?

炊事場とキャンプサイト

管理棟の南側には炊事場とキャンプサイトがあり、奥にはバンガロー(コテージ?)も見えます。割とコンパクトなキャンプ場のようですね。
「岩尾内湖白樺キャンプ場」というネーミングの通り、周りには白樺が多く見られます。白樺って樹皮が白いだけで、なんか好印象ですよね。
駐車場と湖の間には芝生の広場がありますが、その外れには東屋もあります。
東屋の遥か向こうには、岩尾内ダムの堰堤も見えています。

水上バイク、ボート、カヌーも利用可!

ちなみにこの岩尾内湖、水上バイクやボート、カヌーなどの利用も OK みたいです。
これも「ダム湖あるある」ですが、流木が多いので十分注意が必要とのこと。
湖水では水上バイクやボートなどで遊ぶほかにも、釣りも楽しめるとのこと。ただし一日 200 円の「遊魚料」が必要みたいです。年間 11 回以上来訪する剛の者には年間パスポートがお得みたいですね。

航路制限について

岩尾内湖は水上バイクやボート、カヌーなどの利用も OK ……という認識だったのですが、利用可能な水域には制限があるようで、堰堤から 200 m ほど離れた線から西側は通航禁止、堰堤から約 1 km 以内のエリアも時間制限と速度制限があるとのこと。
地図っぽいイラストも描かれているのですが、実際の地形と比べるとちょっと歪みが大きいような気も……。

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