2021年8月18日水曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (160) 「すてきな笑顔と花のまち」

「忠別橋」を渡って忠別川の南側にやってきました。国道 237 号はここで左に向きを変えることになります。「神楽岡公園」「見本林」「三浦綾子記念文学館」「旭川大雪アリーナ」「道の駅あさひかわ」などの案内が並んでいますが、どのスポットも左折なんですね。
神楽岡駅のあたりからは JR 富良野線と並走します。旭川市内の国道 237 号と言えば、ずっと富良野線が隣にいる印象がありますね。
緑が丘駅の横を通過してからしばらくすると、「環状 1 号線」の高架橋が見えてきます。
右折して、環状 1 号線に入ることにしましょう。

環状 1 号線

国道 237 号と環状 1 号線を結ぶ道は 5 車線の広い道です。出口側が 3 車線になっているのですが、神居方面に向かう左折車線が 1 車線なのに対し、永山方面に向かう右折車線は 2 車線用意されています。ここは T 字路のため、右折の待ち時間を考慮する必要もありません。右折が 2 車線なのは、単純に通行量の差なんでしょうね。
環状 1 号線をしばらく東北東に向かい……
マクドの角で右折して、道道 294 号「東川東神楽旭川線」に向かいます。

すてきな笑顔と花のまち

忠別川の南支流である「ポン川」を渡ると……
東神楽町に入ります(東神楽町は「すてきな笑顔と花のまち」とのこと)。カントリーサインよりも立派なオブジェが目立っていますね。色合いもなかなか目を引くものですが、それでいて色遣いが上品なのは「なかなかやるな……」と言った感じでしょうか。
東神楽町に入ると、左右には住宅地とショッピングセンターが並びます。旭川市内に最も近いところに住宅地が集中しているというのは、明らかに旭川のベッドタウンとして機能していることを伺わせます。
不思議なことに、ポン川の手前は旭川市内ですが、こちらは農地が目立つんですよね。東神楽町側で宅地開発が進んだとも考えられますが、旭川ではなく東神楽に居を構えることにメリットがあると判断する人が多かったのかもしれません。真っ先に思いつくのが税制上のメリットでしょうか。

「旭川空港」が旭川市と東神楽町に跨った場所に存在するので、そこからの税収が期待できる分、周辺の他の自治体よりも財政に余裕があるのではないか……と思わせるんですよね。

東西問題?

路線バスがやってきました。旭川電気軌道のバスでしょうか。
東神楽町の古くからの中心街と、旭川市に近いエリアの住宅地の間は 4 km ほど離れていて、その間は農村地帯が広がっています。同じ町内とは言え、人口集積地が二分されてしまっていて、価値観の相違や軋轢などが生じたりしないのか、ちょっと心配になってきます。
古くからの中心街にやってきました。ただ碁盤の目状に(計画的に)区画された街なので、「旧市街」と言った雰囲気は皆無です。役場があるのはまぁ当然として、中学校がここにしか無いみたいなのが気になります。旭川市に近い「ひじり野」と呼ばれるエリアには中学校が見当たらないんですよね……。

気になったので東神楽町の Web サイトを見てみたところ、「小中一貫教育」をスタートさせるとのこと。中学校を卒業するまで小学校に通うということであれば、疑問は氷解するのですが……。

「東橋」で東川町へ

東神楽町の北側には忠別川が流れていて、川の向こうは旭川市または東川町です。東川町との間には橋が 3 つほど存在するようで、もっとも西にあるのが「東神橋」のようです。実にわかりやすいネーミングですね(笑)。
ただ、東川町の中心部(役場など)に向かうには、約 2 km(4 区画)ほど先にある「東橋」のほうが便利です。忠別湖や天人峡に向かう場合も、東川経由が推奨されるみたいですね。
道道 294 号「東川東神楽旭川線」も、この交叉点を左折です。直進した先も舗装路が続くように見えますが、なぜか Google ストリートビューでは見られないようです。
左折して、忠別川を渡ることにしましょう。この青地の看板には「開発局」とありますね。
「東橋」を渡ると、東川町に入ります。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿