幌加内町共栄と朱鞠内の間にある「朱鞠内トンネル」が見えてきました。そう言えば何を今更という話ですが、国道 239 号と国道 275 号が分離してから朱鞠内までは約 9 km ほどしかありません。この区間はあまり遠いと感じたことが無いのですが、実際に遠くなかったのですね。
朱鞠内トンネルの中はずっと右カーブが続きます。
1970 年代の空中写真を見ると、現在の朱鞠内トンネルの東隣に旧トンネルに繋がっていたと思しき道路が見えます。国鉄深名線の線路は更に東側ですね。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
トンネルの前後には覆道が設けられています。なんかカメラの「絞り」をクローズアップしたみたいな写真になりましたね。いつの間にか朱鞠内
トンネルを抜けても霧、ですが……そんな中、突然右手にめちゃくちゃ近代的な建造物が!
そして左手には「朱鞠内郵便局」が。いつの間にか幌加内町朱鞠内に到着していたみたいです。
うっかり(意図的に)直進
朱鞠内の集落の北側で、国道 275 号は右折することになります。うっかり直進すると道道 528 号「蕗の台朱鞠内停車場線」に入ってしまうことに……。ということで、お約束どおりうっかり直進してみました。朱鞠内湖の展望台やキャンプ場に向かうには、ここは直進しておかないといけないので……。直進しても霧、です。
バス停の待合室?
あれ、この建物は何でしょう。向かい側にはジェイ・アール北海道バスのバス停があるので、やはりバス停の待合室なんですかね……?それにしてもこの待合室(だと思う)、ちゃんと避雷針らしきものも備えていて、なかなか良くできていますね。
「二重の滝」まで 12 km(到達不可)
前方に交叉点が見えてきました。これは空知管内でよく見かける「名所案内」的なものです(幌加内町は支庁解体時に「上川総合振興局」に移ってしまいましたが)。直進すると「二重の滝」というスポットがあるんですね……。ただ、この先の道道 528 号は「万年通行止め」状態なので、おそらくたどり着くのは不可能でしょう。
「二重の滝」が気になったので場所を確認してみたんですが、あー、これは「蕗の台」の近くなので、道道 528 号の通行止めが解除されない限り自家用車で近づくのは不可能っぽいですね……。
湖畔駅跡
ちなみに現在地は国鉄深名線の「湖畔仮乗降場」(JR 北海道に継承後は「湖畔駅」)があった場所だったみたいです。交叉点の右手前に「朱鞠内湖」の案内が出ていますが……すぐ先が湖畔駅の跡地だったみたいです。
確かに湖畔のキャンプ場に向かうには、ここがもっとも近そうですね。国鉄もなかなか気の利いたことをしてくれたのだなぁ、と感心してしまいました。
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