このあたり(北竜町
北竜=ひまわり
北竜町は「ひまわりを中心にした町づくり」を標榜するくらいの「ひまわり推し」で、ついにはインターチェンジの名前まで「北竜ひまわり IC」にしてしまったことで全国的に肝を冷やしめた……ではなく名前を轟かせたことでも有名……かもしれません。そんな北竜町なので、国道沿いの至るところに「ひまわり」のオブジェが立ち並んでいます。なかなか極端なことをするなぁ……という感想も出てきますが、やっぱりインパクトは強烈で、特に IC 名による「北竜=ひまわり」という「刷り込み」は強力でしたね……。「ダイマルと言えばラケット」くらいのセット感があると言っても過言ではありません。
「ひまわりの里」の「ひまわりライス」
道の駅の名前は英語で「サンフラワー北竜」です。既に「北竜町ひまわりの里」というスポットがあり、道の駅はそこから少し離れていることもあってか、混同しないように敢えて英語にした……とかでしょうか。そして北竜町関連で面白いのが、青看板の距離表示で「碧水(北竜町)」という表記をよく見かける……というものがあります。なぜ「北竜」じゃなくて「碧水(北竜町)」なんだろう……と思っていたのですが、そうか、「北竜町和」ではなく「北竜町
役場の前を通り過ぎ、北竜町桜岡になってきました。どうやら地元産の米も「ひまわりライス」というブランド名でアピール中のようです。中にひまわりの種が入っていたらビビりますが、流石にそれは無いですよね。
「北竜ひまわりライスで食卓の安心を」と来ました。「おいしい」とか「栄養価が」というアピールではなく「安心を」という路線で攻めてきましたか……! まぁ、今は昔と違って道産のお米も相当美味しいというか、コシヒカリやササニシキにも負けず劣らないレベルにまで達しているような気もします。もはや味を云々する時代では無いということでしょうか。
なんじゃこりゃあ™
道の駅「サンフラワー北竜」が近づいてきました。レストランと温泉宿泊施設、そして農産物直売所を併設しているというのは、まさに王道の組み合わせですね。道の駅への案内はごくごく一般的な、むしろちょっと小ぶりにすら思えるものですが……
入口が「なんじゃこりゃああ™」なのは 2012/3/15 の記事でもご紹介したとおりです。
道の駅を「なんじゃこりゃああ™」と言いながらスルーして、更に北に向かいます。ちなみに道の駅の北東角をかつて国鉄札沼線が通っていたのですが、さすがに廃止されて 40 年以上経過しているので痕跡を探すのもなかなか困難です。
どうやらこのあたりに踏切があったようで、国道の左を並走する道路が線路跡のようです。
碧水(北竜町)
旧・札沼線の跡と並んで北に進むと、国道 275 号はやがて右カーブに差し掛かります。カーブの手前には「碧水」の文字が。この独特で美しい地名は、このあたりの農場主だった「渡辺八右衛門」の雅号に由来するものです。渡辺八右衛門さんも、自身の雅号が地名となってずっと残ることになるとは想像していなかったでしょうね……。
碧水の交叉点の手前には「深川留萌自動車道」の IC の案内がありました。直進すると「沼田 IC」ですが、左折して「北竜ひまわり IC」に向うこともできます。
青看板の距離案内で「北竜」ではなく「碧水(北竜町)」とされる理由が、おそらくこちらです。ここ碧水で国道 233 号と国道 275 号が交叉しているので、青看板は碧水までの距離を案内することが理にかなっています。ただ、北竜町の役場があるのは碧水ではなく南隣の「和」なので、「北竜」と表記するわけにもいけない……ということではないかと……。
碧水の交叉点にはセイコマがあります。あとよく見たらこんなところに「ほろしん温泉」の案内が……。
そして、交叉点の右手前には「モダ」のガソリンスタンドがありました。ただ、今はご覧の通り更地になっています。
この交叉点は(前述の通り)国道 233 号と国道 275 号の十字路で、かつては深川から留萌方面に向う車も多く通っていたと思われます(もちろん逆方向も)。ただ、深川留萌自動車道の開通で国道 233 号を通る車の数が減少してしまい、ガソリンスタンドの売上も落ち込んでしまった、ということなのでしょうね。
ビバ!牛!
碧水の交叉点を直進して、沼田方面に向かいます。「美葉牛橋」で「美葉牛川」を越えると、間もなく沼田町です。www.bojan.net
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