2021年7月5日月曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (134) 「川の名前≒橋の名前」

かつての「増毛山道」区間を七つの橋と三つのトンネルで一気に駆け抜けます。この区間の最後の橋となる「紅嶺橋」を渡って、二つ目のトンネルとなる「ペリカトンネル」に向かいます。
ペリカトンネルを抜けて、この区間の最後にして最長の「大別苅トンネル」に入ります。色々と残念な感じの写真ですいません……。

大別苅トンネル

「大別苅トンネル」は、「マッカ岬トンネル」「ペリカトンネル」とは違って堂々の 1 km 越えのトンネルです。全長 1,992 m とのことですから、ほぼ 2 km ですね。
トンネルの中は 9 割方が直線ですが、最後の最後で左にカーブして……
カーブの先に出口が待っていました。
トンネルを出てすぐのところに、大別苅川を渡る「大別苅橋」があります。右側にも橋が見えますが、これは旧道で、現在は「町道増毛山道線」となっている道路の橋です。「町道増毛山道線」も一度走ってみたいものですが、ずっと通行止めになっているように見えます。

大別苅防災ステーション

大別苅川に沿って坂を下ってゆくと、前方に「大別苅防災ステーション」の案内が見えてきました。Obetsukari Bosai Station なんですね。
パトロールカーや除雪車の待機場のようですが、駐車場とトイレもあるようです。バスの姿も見えますが……
ここはバス停では無いようですが、「バスユータン場所」として使用しているのかもしれませんね。沿岸バスと言えば自社のオリジナルキャラと沿線の風物を描いたラッピングバスで有名ですが、宣伝をラッピングしたバスもあったんですね。

番屋風?の待合所

大別苅の市街地にやってきました。急に家屋の数が増えましたね。留萌からの路線バスが大別苅で折返しになるのも理解できます(大別苅と雄冬の間は別系統)。
こちらは「別苅」のバス停ですが、後ろの番屋風の建物は待合所でしょうか? よく見るとてっぺんにカモメの姿も。

川の名前≒橋の名前

別苅の中心部を抜けて少し北東に向かったあたりを「オタルマナイ川」が流れていますが、橋の名前は「小樽間内──」となっていました。
更に北北東に進んだところで「本小樽間内川」を渡るのですが、こちらは橋の名前が「ポン小樽間内──」でした。どちらも川名とびみょうに異なるのが不思議というか面白いというか……。
「コチャナイ川」には「古茶内橋」がかかっていました。ここまで表記にブレがあるのは、偶然なのか、それとも意図的なのか……?

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