ほんの一瞬だけ全面シースルーの区間が。助手席から海が見えるかどうかは微妙なところだと思われますが……。
再び下半分が壁状に逆戻りです。これは越波が打ち付けることがあるとかが理由なんでしょうか。その先に出口のような光が見えていますが……?
出口ではなく、覆道の壁のない区間でした。でも、こうやって光が入るのが覆道の良いところですよね。防風雪目的の覆道だったらそういう訳にも行きませんが……。
日方泊トンネル
覆道区間はここまでで、ここからは「日方泊トンネル」です。よく見ると、トンネル内の異常を知らせる情報表示板もあります。昔は高速道路などで良く見かけた、4 文字限定のものです。
「日方泊トンネル」に入りました。カーブしていたのは入口だけで、中は一直線!に見えます。
新トンネル接続点
ただ……あらっ。いきなり結構な右カーブです。ここもどうやら「浜益トンネル」と同様に、地上区間をバイパスするトンネルを新たに掘削したようで、この右カーブが接続点だったと言うことでしょうか。うまく偽装されているというか、とても右にカーブせずに一直線にトンネルが続いていたとは思えないですよね。
右カーブを抜けた後は、程なく緩めの左カーブが続きます。
通行注意区間終点
左カーブを抜けた先には……非常駐車帯がありました。どうやらこのあたりが「黒岩トンネルから 3,100 m」の地点でしょうか。今は日方泊トンネルのど真ん中なので、ここを通行注意区間の終点にするのはどこまで意味があるのか、少々疑問ですが……(岩盤の安定性が違うとか?)。
ここは「日方泊トンネル」の延伸区間ですが、元の「日方泊トンネル」よりも長いストレートが続きます。
日方泊トンネル・出口
やがて左にカーブするとともに光が見えてきました。出口が近づいてきたようです。ようやく「日方泊トンネル」の出口に到達です。
出口を Google ストリートビューで見てみると、海側に旧道の覆道が解体されずに残っているのが見えます。
この「日方泊トンネル」の延長は 2,900 m とのこと。国道 231 号で最も長いトンネルが「浜益トンネル」の 4,216 m で、次いで「新送毛トンネル」の 2,995 m、そして「日方泊トンネル」の 2,900 m が続いています。
ただ、「日方泊トンネル」の場合、南側の「黒岩トンネル」(770 m)と覆道で一体化しているので、覆道も含めると 4.3 km ほどになります。トンネルの長さを競って何になる……という話もありますが、国道 231 号の難所は雄冬岬だけではない……というのを忘れがちだったので、ちょいと自戒を込めて。
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