「武好トンネル」です。トンネルということは覆道ではなくトンネルなんですが……(何を言っているのだ)
トンネル区間は覆道区間の半分程度しかありません。そう言えば范文雀さん、懐かしいですよね(いきなり何を)。
古い地図を見ていると、天狗岳の東側の「増毛山道」沿いに「武好 驛遞 」が描かれていました。「ブヨシ」と読ませるのであれば puy-us-i あたりだった可能性がありそうですね。そして「ブヨシ」の由来によっては「雄冬」の原型とされる「ウフイ」の由来も変わってくるかも……!?
赤岩覆道
「武好トンネル」を抜けると、また 150 m ほど先に次の覆道が見えるのですが……おおお、これは……! このような状態を「描画完了前のポリゴン」と評した人もいましたが、確かにそんな風にすら見えてしまいますね。この覆道は「赤岩覆道」とのこと。赤岩岬の東隣に「赤岩岬覆道」がありましたが、こちらは「赤岩覆道」です。覆道の北側を「アカイワ川」が流れていることによるものか……と思ったのですが、もともとこの一帯が「赤岩岬」に由来する「赤岩」という小字だったことによるものかもしれません。
赤岩トンネル
前方にふたたび赤岩岬のような岩岬が見えてきました(名称不詳)。「曲線半径 55 m」の警告もお出ましです。
トンネルが見えてきました。このあたりでは珍しく前後に覆道の無い、純粋な(?)トンネルのようですね。名前は「岩尾トンネル」とのこと。
岩尾・岩尾・岩老・岩尾
「岩尾トンネル」を抜けて、「岩尾橋」で「マルヒラ川」を渡ります。前方に集落が見えていますが……「岩尾トンネル」「岩尾橋」と来ましたが、集落の名前は「岩老」です。
集落の名前は「岩老」ですが、温泉の名前は「岩尾温泉」なんですよね。まぁ、iwaw-o-i で「硫黄・そこにある・もの(川)」が元の形だと思われるので、どちらも間違いでは無いと言えそうです。
それはそうと、このロゴ(フォント?)、どことなく既視感もありますが、とてもいい味が出ていますよね。
増毛市街まであと 17 km
増毛町岩老を抜けて、引き続き北北東に向かいます。増毛市街まであと 17 km とのこと。増毛町雄冬から 5 km ほど進んだことになるでしょうか。
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