その「ルークシュベツ川」を越える橋の名前も「留久橋」でした。
歴史を紐解くと、新十津川(徳富)から浜益までの道は、現在の国道 451 号とは異なり、ルークシュベツ川沿いを通っていました。ルークシュベツ川沿いのほうが距離が短かったからなのでしょうが、急勾配が多いことと、四番川から当別に向かう「青山越」のルートが整備されたこともあってか、ルークシュベツ川経由のルートはいつしか使われなくなり、一部はダムに沈んでしまったようです。
現在の国道 451 号は、やや遠回りながらも当別に抜けることのできる徳富川沿いのルートを通っています。左側に徳富川の頭首工が見えてきました。
凸凹あり
新十津川町幌加のあたりまでやってきました。このあたりは盆地状になっていて、田畑が広がっています。国道 451 号はここで徳富川沿いを離れ、支流の「幌加徳富川」沿いを遡ることになります。長い冬が終わった後ということもあってか、路面の状態はあまり良いとは思えなかったのですが、ついに「凸凹あり」の警告標識が出てきました。路面の状態が決して良くないのは通年の話だったんですね……。
曲線半径 60 m
更には(道内の国道としては)驚きの「R=60 m」の標識が。しっかり減速して、曲線半径 60 m の右カーブを抜けます。
青山トンネル
国道 451 号の「青山トンネル」が見えてきました。トンネルの向こうは石狩郡当別町です。卵型に近い、ちょっとクラシックな感じのする断面のトンネルをピャーッと抜けます。
出口が見えてきました。トンネルを抜けたところにカントリーサインがあるのですが、タイミングが合わず撮影はできませんでした。
というわけで当別町に入ったのですが……うわわ、なんですかこれ。
外気温センサーは 13 ℃ を示していたのですが、どうやら湿った空気が残雪に冷やされて霧になってしまった、ということなんでしょうね。視界が遮られるほどのものではありませんし、ちょっとひんやりして良い感じに思えてきました。
道道 28 号と合流
四番川(石狩郡当別町字青山奥四番川)にやってきました。道道 28 号「当別浜益港線」と接続する交叉点が近づいてきました。ここから浜益までは、国道 451 号と道道 28 号の重複区間となります。
直進して浜益に向かいます。道路情報表示板には「路面凍結の恐れ 走行注意」とありますが、確かに夜の間に気温が下がると凍結の危険性がありそうですね。
そう言えばここも割と深めの右カーブなのですが、反射板のサイズはかなり大きなものですね。
浜益まであと 25 km
当別川沿いを遡って北西に向かいます。浜益まではあと 25 km ということなので、30 分ほどで着きそうですね。やっぱり 50 km 程度だと「遠い」と思えない……ですよね。相変わらず霧が流れ込んでいますが、冬場の地吹雪とは違って実害は全くありません。涼しげで風流な印象でしょうか。
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