2021年5月21日金曜日

阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(はじめに)

なんじゃこりゃああ™ 感がもの凄い「新門司港フェリーターミナル」にやってきました。この建物のコンセプトは「平城京」の「大極殿」を模したものとのことなんですが……。
乗船券はインターネット予約で手配済みですが、乗船手続きが必要なので、車検証片手にチケットカウンターに向かいます。
この建物は、通常は「神戸行きフェリー」の発着に使用されます。そのため入口にも「神 戸」の文字が。

行き先修正済み

ただ、ガラスドアは……
ちゃんと「泉大津」行に修正済みでした。英語表記も Izumiotsu になっているのが素晴らしいですね。では、中に入ってみましょう。

広くて天井の高い空間

中は広いホール状になっていて、左手にチケットカウンターがあって……
右手には乗船名簿を記入するカウンターがあります。改めて見てみても、かなり広いですよね。

各種情報の案内

チケットカウンターの前は待機列が設けられていて、その手前に各種の案内が掲示されていました。
まずは「乗船開始予定時刻」の案内です。21 時出港で乗船開始は乗用車・徒歩客ともに 20 時とのこと。ですので、20 時までには乗船手続きを終えて航送車輌に戻っていることが望まれます。
続いて「運賃・料金表」と「お客様へお願いと乗船手続きのご案内」「法による禁止事項」「運賃適用条項」「危険物積載車に関するお知らせ」などが出ているのですが……

運航ダイヤ変更のお知らせ

左上に「神戸港サイドランプ(乗降施設)改修工事に伴う運航ダイヤ変更のお知らせ」が出ていました。2020/1/7 から 2020/3/8 までの間、神戸航路は運休だったんですね。
そして、運休の間は見た目のインパクトが「なんじゃこりゃああ™」な神戸行きターミナルから泉大津行き第 2 便が出る、ということだったようです。

本来の運航ダイヤだと、神戸行きと泉大津行きがそれぞれ 1 便ずつ出ているので、フェリーの接岸場所とターミナルがそれぞれ別になっているのですが、新門司港フェリーターミナルでは第 2 便(本来は神戸行き)のみ神戸行きターミナルにスライドさせた、ということなんでしょうか。

各種案内の隣には「船内施設利用時間」の案内が出ていました。船内レストランは 20:30 から 22:30 まで営業とのこと。翌朝もしっかり営業されるので安心ですね。

乗船手続きへ

さて、これから乗船手続きですが、乗船名簿の記入は「インターネットでご予約のお客様は不要です」とのこと。当たり前と言えばそれまでですが、助かります。
インターネット予約では無い場合は、この記入台で乗船名簿を記入することになります。
今回はインターネットで事前予約済みなので、車検証を持って窓口に向かいます。
チケットカウンター前には待機列が設けられていますが……閑散期バンザイ、ですね。
待機列には「お待たせしており申し訳ございません」との文字とともに、「阪九フェリーのふねこ」の 4 コマ漫画が掲出されていました。2020/2 時点で「第 9 話~第 12 話」ということは、定期的に更新されている……ということでしょうか?

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