2021年5月10日月曜日

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (77) 「真玉海岸」

引き続き国道 213 号を宇佐方面に向かいます。豊後高田市堅来(かたく)を過ぎて、尾根を横切る峠を越えて坂を下っていたところ……
凄まじい逆光をわずかに遮るかのごとく佇んでいた長方形のアレが!
そう、「豊後高田市」のカントリーサインですが、どうやらここが旧・香々地町(かかぢ──)と旧・真玉町(またま──)の境界だったみたいです。今はどちらも豊後高田市なので、本来はカントリーサインは不要なんですけどね。

西日に向かって走り続けるというのも、さすがに厳しいものがあったのですが……
左にほぼ 90 度向きを変えたので、これで一安心です。

西日が眩しい「恋叶ロード」

前述の通り、このあたりの国道 213 号は「恋叶ロード」の愛称で絶賛売出し中です。
夕陽……と言うにはちょっと早いのでしょうか。西南西に向かう区間が多いので、どうしても陽の光をマトモに受けることになってしまいますが……
日陰に入るとご覧の通り。一瞬にして雰囲気が変わりますね。

真玉海岸

ここに来て、ようやく国道 213 号は南西に向かうことが増えてきました。西日の直撃も減りそうです。
右側に「真玉海岸」が見えてきました。長年波に洗われたであろう岩が平たくなっていたのですが、なかなか珍しい風景ですよね。
海側にはちゃんと展望スペースも整備されていて、山側には駐車場も設けられていました。
海側にもお店と駐車場があるようですが、駐車場の台数はそれほど多くないようです。ここで沈みゆく夕陽を眺めつつ茶ァしばくのもロマンチックかもしれません(「茶ァしばく」時点でロマンの欠片も無い)。

真玉トンネル

またしても、前方にトンネルが見えてきました。
このトンネル(真玉トンネル)も大小二つのトンネルが並んでいます。車道は右側のトンネルを通っているので、左側の小さなトンネルは歩行者・自転車用なんでしょうね。
ここで気づいたのですが、このトンネル、あるべきものがありませんでした。
そう、これまでトンネル入口の手前に必ずあった「⑯」という番号表示が無いのです。どうやらこれが国道 213 号の最後のトンネルらしいのですが、ナンバリングが無いのは寂しいですね……。ちなみに国道 213 号の「最初のトンネル」は杵築市内にあるようで、ここもナンバリングの対象外です。


まぁ、「最初と最後はナンバリングの対象外」と考えれば整合性も取れるのですが、何も仲間はずれにしなくても良かったのになぁ、と思えてきますよね。
トンネルを抜けて、旧・真玉町の中心部に入ります。

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