2021年3月23日火曜日

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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (47) 「九州上陸!」

 

ついに九州に上陸です! いつものことですが、薄暗い車輌甲板から外に出ると、娑婆の光が眩しいですよね……。
海には潮位の変化があり、また積載量によって喫水の高さも多少は変わってくる筈なので、そのあたりの変動をこの赤い橋で調節している……ということでしょうか。詰所のように見えるのは制御室だと思いますが、その前で係の方が会釈してくれました。こちらこそありがとうございます!
それにしても、車輌甲板と地上をつなぐスロープって、舗装ではなく直接鉄板の上を走ることが多いのですが、ほぼ間違いなく滑り止め防止の加工がされているのですね。これが実に乗り心地が悪くて……。タイヤが大きい大型車のほうが、衝撃が少ないのかもしれませんね。

左へ、左へ

前をゆく大型車が左に曲がってゆきました。
改めて見てみると、左に曲がるしか選択肢が無さそうですね(汗)。
右側が「海添川」で、左側がオレンジフェリーの航送車待機場です。前をゆく大型車はセンターラインをはみ出てしまっていますが……
どうやらほぼ直角に左にターンするので、内輪差を考慮して右側にはみ出たようです。大型車はこういった考慮をしたほうが良いケースもありますが、一般的なサイズの乗用車ではまず不要なので、左折の前に右に寄るのはやめましょうね。

臼杵港フェリーターミナル

左に曲がると航送車待機場があり、その奥にはフェリーターミナルの建物が。八幡浜と比べると随分と小ぶりな感じもします。
フェリーターミナルの前にはフェリー利用客用の駐車場があり、その向こうには、どこかで見かけた「S」マークのファンネルが見えます。さっきまで乗船していた「おれんじ九州」ですね。
市街地に向かうにはこの先の十字路を右折なのですが、左側にはなんとも素敵な「フェリーのりば」の案内が!
Google ストリートビューはとても天気の良い日に撮影されたもののようでした。ストリートビューでは、「宇」の字のファンネルが奥に見えています。宇和島運輸フェリーの船が停泊中だったようですね。

今度は右へ、右へ

味わい深すぎる「フェリーのりば」の看板の前を右折して、臼杵の市街地に向かうのですが……「→ 市 街 地」という立て看板が用意されていました。
再び T 字路が近づいてきました。ここを右折すれば良いのですが……今度は路面に「市街地」の文字が。
T 字路の正面にも「→ 市街地」の立て看板がありました。下船してからは左→左→右→右と行けば良い、ということになりますね。案内も都度都度適切になされていますし、余程のことが無い限り、先に大型車が下船する筈なので、素直についていけば間違いない、という説もあります。
再び路面に「↑市街地」の文字が。ちなみに反対側の車線には「↑フェリー」の文字も見えます。

臨港橋

「海添川」にかかる「臨港橋」を渡ります。橋を渡るまでが「臼杵港」で、橋を渡った先は市街地です。まるで昔の長崎の「出島」みたいですね。
橋を渡ると市街地に入ります。この道路は臼杵城跡の北側を通るもので、途中からは大分県道 33 号「臼杵停車場線」となります。臼杵のメインストリートの一つと言えそうな道でしょうか。

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