近くに「道の駅」もあります
この日の昼食はフェリーターミナル 3F のレストラン「マリン」でいただきましたが、フェリーターミナルのすぐ近くに道の駅「八幡浜みなっと」があり、そこにもレストランがあるみたいです。フェリーターミナルの隣には交番があり、更に道路を横断すると道の駅の駐車場です。
「おれんじ九州」到着!
道の駅の反対側は海……ではなく「千丈川」です。川向うにはドックがあり、巨大なクレーンが見えています。ちょっと川の近くまで歩いてみることにしましょう。フェリーターミナルの建物の先には、船首部分のドアが開いた「おれんじ九州」の姿が!
目一杯ズームすると「おれんじ九州」の船名も読み取れます。ちょうどこれから下船が始まるあたりでしょうか。
「八幡浜港」バス停
乗下船の車の姿が見えないことを確認してから(これ、重要です)、川の傍まで歩いて、八幡浜港フェリーターミナルを眺めます。3F がレストラン「マリン」です。川沿いには「宇和島バス」と「JR四国バス」のバス停が並んでいました。バス停の名前はどちらも「八幡浜港」のようです。
宇和島バスの「発車予定時刻表」を見ると……一日 15 往復ほど運行されているようですね。ただ「学校の授業がある日だけ運行」という便が 5 往復あるほか、「日祝日運休」も 3~5 便ほどあるみたいです。
なお「川之内行き」のバスは JR 八幡浜駅を経由するとのこと。フェリーと鉄道を利用する場合も安心ですね。
京阪神ドリーム松山号
一方、ジェイアール四国バスの時刻表は「神戸・大阪・京都行き」の「京阪神ドリーム松山号」のものでした。こちらは一日一往復(2020 年 2 月時点。最新の運行状況については改めてご確認ください)ですが、翌朝には関西というのも嬉しいですよね。こうやって見てみると、公共交通機関も捨てたものでは無い……というか、「なかなかやるな!」という感じですね。夜行列車が採算が取れなくなったため、代わりに高速夜行バスが出てきた……ということなのでしょうが、バスならではの機動性の良さをうまく生かしているようにも思えます。
あっ!
フェリーターミナルの北側にも入り江が広がっているのですが、間に道の駅の駐車場があるのでその姿を見ることはできません。入り江の北には「権現山」という山があり、頂上付近にはアンテナが立ち並んでいます。南斜面はほとんど畑になっているみたいですね。あっ、「宇和島バス」の姿が……。
……行ってしまいました。
乗船準備、完了!
出港 30 分前となりました。そろそろ九州上陸後の目的地をナビにセットしないといけませんね。「八幡浜←→臼 杵」の紙をダッシュボードに置いて、乗船準備が完了です。
本当は晴天時はフロントワイパーに挟まないといけないのですが……すいません。ちょっと手を抜きました……。
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京阪神から四国方面の夜行列車は、松山・高知止まりでしたね。
返信削除(20年前は18きっぷの発売期はよく運転されていて、利用したこともあります)
それ以前の連絡船時代だと、高松ー宇和島、高松ー高知行きがあったようで
地方であっても20時間/1日に近い運航状態だったんですね。
西の豊予、東の南海フェリーが未だに夜行便があるというのが良いですわ。
返信削除ねこあたま さん:
返信削除以前は「サンライズ瀬戸」も松山まで延長運転していたようですが、2009 年で終わってしまったみたいですね。「八幡浜からフェリーで九州に行ける」というのは理解していても、鉄道と組み合わせるという発想は出てこなかったので、「そうか、その手があったか」という印象です。
夜行便、いいですよね。九四オレンジフェリーだと 2.5 時間ほどで到着してしまうので睡眠代わりにはなり得ませんが、翌朝まで待たずに向こう岸へ渡れるというのは物流面ではメリットが大きいと思います。こうなると伊良湖岬と鳥羽港を結ぶ「伊勢湾フェリー」には夜間便が無いのがとても残念に思えてきます。
関西から鳥羽方面は遠回り感があるのでしょうな
返信削除多気-宇陀-橿原と伊良胡から三ヶ日に向かう高速があれば、夜行便も然るべきかと
ねこあたま さん:
返信削除そうですね。関西から鳥羽に向かう場合、最短距離を国道で突っ切るか、名阪国道で関 JCT まで遠回りするかのどちらかになるので、その点でも弱いのかもしれません。
伊勢湾フェリーの最終便に間に合わないとなった場合は、素直に桑名に回れば良いだけなので、夜行便の需要を喚起するのは難しいのでしょうね。