2021年2月17日水曜日

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (37) 「『佐田岬灯台』駐車場に到着!」

「佐田岬漁港」と「佐田岬灯台」の中間あたり、厳密にはちょいと漁港よりに位置する「正野谷」集落にやってきました。大字(だと思う)の「正野」は「しょうの」と読むようなので、「正野谷」は「しょうのだに」あたりでしょうか。
ここにもバス停が置かれていたのですが、バス停の名前は「藤ノ実」とのこと。ちなみに 2014 年 1 月に撮影された Google ストリートビューにはバス停の姿は見当たらないので、やはりここ数年の間に設置されたということなんでしょうね。


県道の右側は深く切り込んだ谷になっていて(だから「正野谷」なんでしょうね)、谷を下った先の入り江には今も軍用桟橋(旧・正野谷桟橋)が残っているとのこと。
明治時代は岬や半島を要塞化して、海峡を突破しようとする艦船を実力で抑え込もうという、そんな時代だったようです。東京湾でも富津岬の沖に要塞島を建造していましたし、和歌山と淡路島の間の紀淡海峡に位置する「友ヶ島」には、今も当時の「要塞」の一部が残存している……んでしたよね?(誰に聞いている

岬の灯台に向かう生活道路

「佐田岬灯台」の駐車場まで、残り 2.2 km となりました。
海面から 80 m ほどの高さがあるところを通っているので、時折見える海の眺めもなかなかのものです。
愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」ですが、道路沿いに家屋もあり、ちょくちょく駐車中の車も目にします。
みかん畑も多く、軽トラの姿も良く見かけます。

対向車が……いました!

道はところどころで改良されているものの、乗用車のすれ違いも容易ではない区間も少なくありません。前のハイエースがまさにそんな区間に飛び込んでいった訳ですが……。対向車が来たら詰みますよね、これ。
対向車が……いました! うわわわ、辛うじて一台分のスペースに寄せて止まりましたが……
あっ。すいませんすいません……!
対向で待ってくれていたプリウスですが、どうやらハイエースが狭隘区間に突っ込むのとほぼ同じタイミングか、あるいはその前から待ってくれていたようでした。本当にありがとうございます。

「佐田岬灯台」駐車場に到着!

長浜集落のあたりを通り過ぎ、再び前方に海が見えてきました。
おやっ、こんなところに何故か自販機が……?
そして観光案内らしきオブジェの前に佇む人の姿が……!
前方に駐車場が見えてきました。ここが「佐田岬灯台」の駐車場のようです。
県道 256 号はずっと北側の「伊予灘」沿いを通ってきましたが、この駐車場は南側の「宇和海」に面しています。せっかくなので、海沿いの眺めの良い区画に車を停めることにしましょう。

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