2021年2月15日月曜日

冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (35) 「消えた信号機」

愛媛県道 256 号「佐田岬三崎線」で……あれ、どこに向かっているんでしたっけ。とりあえず「行けるところまで行こう!」という話になっているような気がしますが……。
三崎港から見て北に位置する「松」集落に向かう愛媛県道 255 号が分岐しています。ただ「松」の文字の上に「町道経由」と書かれていて、改めて地図で確かめてみると、愛媛県道 255 号には未開通区間があるようです。
引き続き、愛媛県道 256 号を「行けるところまで」進みます。

海を見晴らす高台の集落

前方に風力発電のタービンが随分と大きく見えてきました。これでも距離にして 200 m ほど離れていて、高さも 80 m 以上違うと言うのですから、実物は相当大きい……ということになりますね。
海側の「灘」集落に向かう道が分岐しています。海沿いの集落かと思ったのですが、実際には標高 100 m あたりの高台にある集落のようで、海へは階段を歩いて降りるしか無さそうな感じに見えます。
佐田岬灯台まではあと 11 km とのこと。この時点で 10 時を少し回ったくらいですから、10:25 くらいにはゴールインできそうな感じでしょうか。

バス停? いつの間に……

これはタービンの写真ですが、実はある物がこっそり写っています。
実は、ガードレールが終わるところに白い柱が見えるのですが、その正体がこちらでした。
はい、バスの停留所が隠れていたんですね。ちなみに 2014 年 1 月に撮影された Google ストリートビューでは……


バス停が見当たりません。比較的最近になってバス路線が整備されたのか、それともバス停が改めて整備されたのか、どちらなんでしょうね。

ガソリンスタンド

前方に風力発電のタービンが見えてきました。そして道路の右側には「高価買取」の文字が。
実は「高価買取」の看板の手前には立派なガソリンスタンドが。この日はロープが張られていましたが、祝日だからお休みだったのか、それとも……?
風力発電のタービンが左側に、そして海が右側に見えてきました。どうやらこのあたりが分水嶺っぽい感じですね。

「与侈」は「よぼこり」

北側(伊予灘側)に入ると、どうしても日陰が多くなります。右側に見えるのは県道の下に道路があって、その青看板か……と思ったのですが、普通に県道 256 号向けの青看板でした。このサイズにしてこの高さ、実にユニークですね。
ちなみに右折すると「与侈」集落に行くことができます。なかなか読めない地名ですが、「与侈」は「よぼこり」と読むとのこと。

消えた信号機

そのまま愛媛県道 256 号を西に向かっていると……ん、「農免農道」の案内が見えてきました。
どうやら県道をバイパスする形で農免農道が建設されているようで、佐田岬に向かう大型車両は農免農道に回ることを促されているようです。確かに前をゆく観光ハイヤーっぽいハイエースも左折してしまいました。
県道自体は右側なんですが、あー、これは確かに狭そうですね……。
ちなみに面白いことに、自転車に対しては狭い県道に入るように促しています。「歩車分離」では無いですが、自転車と大型車が通る道路を分けてしまったほうが、より安全だろう……ということのようですね。
そしてこの交叉点については、他にも面白い発見がありました。


これは 2014 年 1 月に撮影された Google ストリートビューですが、信号機が存在していることがわかります。この信号機は 2020 年 2 月時点では現存しないので、どこかのタイミングで信号機が廃止された……と言うことになるんでしょうね。

バイパスの開通などで信号機が撤去されるケースはあると思いますが、現役の県道の信号機も撤去されるケースがあるんですね。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿