ところで、「-30℃」というロゴの入ったトラックを多数見かけたのですが、色合いとデザインから「306」に思えて仕方がありませんでした(かなりどうでもいいね)。
「客室入口」は、この手のサイズのフェリーでは定番の、甲板のど真ん中にあります。
まずはエレベーターの到着を待ちましょう。ここは「3 甲板」ですが……
下層の車輌甲板が「2 甲板」で、とりあえず「インフォメーション」のある「4 甲板」に向かえば良い、ということですね。エレベーターはもちろん「潮冷熱」製です(本社・今治市)。
なんか凄いぞ「おれんじ えひめ」!
ということで、4 甲板にやってきましたが……おお、これは!夜の 22 時に出発して翌朝の 6 時に到着してしまうという、関西-九州航路と比べても所要時間が短い航路のフェリーなので、内装は「それなり」の船を想像していたのですが、良い方向に当てが外れましたね! 「おれんじ えひめ」は 2018 年 8 月に就航したばかりの新しい船ということもあってか、当然ながらくたびれた感じのするところは無く、とても好印象です。
まずはキーの受け取りから
インフォメーションで(だったと思いますが、違っていたらすいません)部屋の鍵を受け取ります。かなり新しいフェリーですが、カードキーではなく昔ながらのシリンダー錠です。磁気式のカードキーは容易にスキミングできてしまい安全性の面で懸念があるため、最近は非接触型の IC カードを鍵として使用するケースが増えてきているかと思いますが、どうしてもコスト面で割高になる……ということなのでしょうね。
部屋は 5 甲板の左舷です。エレベーターを使っても良かったのですが、ワンフロアなので今回は階段で。
3 甲板と 4 甲板の間もワンフロアですが、車輌甲板から客室階への階段ってあまり広くない場合が多いので……。その点、これだけ大きな階段であれば何の問題もありません。
客室は 2 フロア、吹き抜けは 3 フロア分
船室の真ん中に吹き抜けを配置するレイアウトは他社の船舶でも定番ですが、「おれんじ えひめ」では客室の無い 6 甲板まで吹き抜けを伸ばしたのが目を引くところでしょうか。吹き抜けを 1 フロア分高くしただけで、随分と雄大な印象が強まりましたね。今治造船株式会社 寄贈
階段を上がった先には巨大な絵が飾られていました。鮮やかな色使いが印象的ですが、よく見るとキャンバスの左右にオレンジのような果物が……?そして絵の下には「今治造船株式会社 寄贈」の文字が。「おれんじ えひめ」は「あいえす造船」製ですが、「あいえす造船」の親会社が今治造船とのこと。
キャリーバッグ片手に「スイート」へ
それでは、左舷の客室に向かいましょう。5 甲板の客室レイアウトですが、通路側(窓の無い側)には「シングル」が、そして窓側には「スイート」と「ロイヤル」が並びます。今回は「スイート」を選んだのですが、最上位グレードに「ロイヤル」があったのですね……(見落としていたらしい)。
廊下には愛媛県の名所の写真が飾られていました。トップを飾ったのは……
「① 宇和島城」でした。
キャリーバッグをコロコロと引っ張りながら廊下を歩きます。
おまたせしました。部屋に到着です。
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