2020年12月1日火曜日

四国オレンジフェリー「おれんじ えひめ」乗船記(はじめに)

2020 年も最後の月に入りました。「春の道北・船と車と鉄道で 2016」もいつまで経っても終わる気配が無い……そもそもまだ鉄道が出てこない……という状況ですが、気分を入れ替えて新連載に移ります!(「春の道北──」はいずれ再開するということで)

大阪南港フェリーターミナルへ

時は 2020 年、2 月に突如現れた 3 連休の日の出来事です。見事にピントが合ってないこちらの写真ですが、「東予」「新門司」そして「フェリー」の文字が辛うじて読み取れます。読み取れる……ことにしてください(汗)。
ということで、大阪南港フェリーターミナルにやってきました。現在は「名門大洋フェリー」と「オレンジフェリー」の 2 社 3 便が発着するターミナルです。
「オレンジフェリー」はターミナルの南側に航送車待機場があります。既に列ができていたので最後尾に車を停めた……のですが、よく見ると前の車はナンバープレートがついていません。停めるべき車列を間違えた可能性が高そうですが、近くに誰もいないので確認するわけにもいきません。出航が 22 時なのに、4 時間前に到着してしまったのは流石に早すぎましたね……。
とりあえず乗船手続きを進めることにして、その場で正しい車列の場所を確認することにしました。

連絡バス?の行き先は

大阪南港フェリーターミナルの前にはバス停があります。またこの写真では見えませんが、右側にニュートラム(新交通システム)の「フェリーターミナル駅」もあります。公共交通機関を使用する場合は、おそらく「ニュートラム」で事足りると思われますが……
バス停を見てみると、なんと「関西国際空港ゆき」の直行便があるとのこと。なるほど、そう来ましたか……。確かに「ニュートラム」と地下鉄を乗り継いで難波に戻ることを考えれば、直行バスは所要時間の面で圧勝できそうな感じもします。

フェリーターミナルの中へ

では、フェリーターミナルの中に入ってみましょう。
大阪南港フェリーターミナルは、1F に窓口があり、2F に待合室とペデストリアンデッキがあります。一言で言えば「よくある構造」ですね(ニュートラムの「フェリーターミナル駅」と直結する歩道橋があるのは特筆すべき点でしょうか)。
「本日の運行状況」が出ていました。前述の通り、このターミナルからは「四国オレンジフェリー」と「名門大洋フェリー」の 2 社 3 便が発着しています。出航時間を考えると「名門大洋フェリー」のほうが上に来そうなものですが、なぜか「四国オレンジフェリー」のほうが上に位置しています。あいうえお順ですかね……?

乗船手続き

2 社の窓口が仲良く並んでいます。左が「四国オレンジフェリー」の窓口で、右が「名門大洋フェリー」の窓口です。
まだ出航まで 4 時間もありますが、「オレンジフェリー」は早めに乗船して船内のレストランで夕食を取ることができると聞いています。乗船開始が割と早いため、出航の 4 時間前でも乗船手続きが可能です。
ちなみに、「オレンジフェリー」は愛媛の東予港に朝 6 時に到着します。これは朝 6 時に下船を強いられるということなのですが、いくらなんでも早すぎる……と思われる場合は、朝 7 時に下船するオプションが用意されているようです。車輌航送の場合も乗船手続きの際に申し出ておけば OK だった……かもしれません(Web には車輌航送時の「ゆっくり下船」の記載が無いようですが……)。

この手の「ゆっくり下船」ですが、到着が早朝になる便では隠しオプション的に設定のあるケースが凄く多いので(会社を問わず)、乗船手続きの際に確認しておくと良いかもしれません。

待機位置を修正

車検証片手に乗船手続きを終えて、乗船券を受け取ります。
乗船券の下に隠れていたのはこちらです。東予行きの「オレンジフェリー」には寄港地は無いので、すべての積載車が東予行きなんですが、名門大洋フェリー(新門司行き)と間違えないための配慮なんでしょうね。
正しい車列の位置も確認できたので、一旦車に戻りましょう。
一番車列が長かった「4 レーン」に車を停めていたのですが、正解は「2 レーン」だったようです。このあたりの運用は日によって異なると思うので、乗船手続き時に確認するのが吉かも……。
「2 レーン」の最後尾に移動して、あとは乗船を待つばかり……です!

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿