毎度おなじみ、ちょいと寄り道することに。
道道 1129 号「三笠幌内線」の橋で幾春別川を渡ります。
三笠トロッコ鉄道
「クロフォード公園」の前にやってきました。ずっと道道 917 号「岩見沢桂沢線」を通っていればこのあたりに出ていた訳ですから、結局少し遠回りしたことになりますね。廃線跡のトロッコと言えば、旧・美幸線の「トロッコ王国美深」が有名かと思いますが、三笠にも「三笠トロッコ鉄道」があるのですね。手前に見えているのは蓄電池機関車でしょうか。
道道に並走する線路が見えてきました。かつての国鉄幌内線の跡のようですが、ここをトロッコ列車が走る、ということでしょうか。
道路の左側は一段高くなっていて、炭鉱住宅のような建物が見えます。炭鉱住宅にしてはちょっと新しいようにも見えるので、閉山後に建て替えられたものかな、と想像したりしますが……。
小池坂駅(MR06)
道道の右側に、旧・幌内線が近づいてきました。踏切もあるみたいなのですが……あれっ、これって駅名標でしょうか? 「こいけざか」と読めるのですが、三笠トロッコ鉄道には「小池坂駅」という駅があり、しかも駅ナンバーは「MR06」なのだとか(!)。
三笠鉄道村
道道の右側に「三笠鉄道村」が見えてきました。かつての幌内駅の跡に多数の保存車輌が見えます。ゴールデンウィークの 3 連休の初日ということもあってか、かなり賑わっていますねー敷地内には店も出ているのか、テント下で寛ぐ人の姿も見えます。
「三笠鉄道村」のすぐ先は
道道 1129 号をそのまま直進していたところ、「三笠鉄道村」のすぐ先でダート路面になってしまいました。ダートを走るのはそれほど得意ではない車なので、大人しく引き返すことにしましょう。ちょうど引き返すのに良さそうなスペースが用意されているので、クルっと U ターンして……
おやっ、こんなところにも幌内線の線路が伸びていたのですね。機関車の入換などで使用する線路が少し伸びていたのかと思ったのですが、普通に「幌内炭鉱専用線」が伸びていたみたいです。つまり、これは国鉄幌内線ではなく専用線の跡なのかもしれませんね。
三線軌条……?
良く見るとこんな鉄橋も残っていました。橋の手前に枕木?が建てられているので、橋の上をトロッコなどが走ることは無い……ということでしょうか。もう使いみちは無さそうですが、撤去せずに残されていることに感謝したいですね。それはそうと、鉄橋の上にレールが 3 本見えるのがちょっと気になってきました。脱線防止用の補助軌条にしては片側にしかありませんし、橋の前後で更に続いているのもやや不可解です。「幌内炭鉱専用線」は国鉄(1,067 mm 軌間)とは異なる軌間だったのでしょうか……?
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