違った切り口のものとしては、「北海道の自然 100 選」にも選ばれているみたいですね。
「ウトナイ湖の自然環境」を紹介する案内板も建てられていました。ラムサール条約で保護される湿地としては国内で 4 番目、道内では 3 番目とのこと。ウトナイ湖に先行したのはどこなんでしょうねぇ。釧路湿原かな、サロベツ原野かな……?
正解は「サロベツ原野」ではなく「クッチャロ湖」(浜頓別町)とのこと。昭和 55 年に「釧路湿原」が指定され、平成元年に「クッチャロ湖」が追加指定されたようです。「ウトナイ湖」がラムサール条約登録湿地になったのは平成 3 年なのだそうです。
観光客へは「美しいウトナイ湖と野鳥を守りましょう!」ということをアピールしていました。エサを与えることで起こる問題点を具体的に列挙しているので、とてもわかり易くて良い看板ですね。
湖岸? 湿地?
実際に湖岸に向かって歩いてみると……あ、結構な数の人がいますね。年齢層も広そうな感じです。「ラムサール条約登録湿地」ではありますが、岸辺がドロドロで歩けたものではない……と言った状態ではありません。小枝などが漂着するものの、「砂浜」と言って良さそうな感じでしょうか。
ただ、道の駅から少し離れたところでは「葭原」が広がっています(sar ですね)。この佇まいを見ると、やはり「湿地」と呼ぶのが良さそうでしょうか。
黒くて大きい
岸辺から少し離れたところに、ハクチョウ(だと思う)の姿を見かけました。優美な姿を見せるハクチョウですが……
そう言えば、水辺のすぐ近くにも「鳥にエサをあげないで!」の警告が出ていました。
しかも、その裏側には……
……(汗)。「黒くて大きい」のだそうですが、なるほど、水草を湖底の泥ごと食べてしまうので、泥で増量されたものが出てくるわけですね(汗)。
「ウトナイト沼」も遠くなりにけり
それでは、ボチボチ駐車場に戻ることにしましょうか。ちなみに道の駅「ウトナイ湖」の隣には「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」もあります。機会があれば見学してみたいですね。
駐車場に戻ってきました。今は「ウトナイ湖」と呼ぶのが一般的だと思いますが、昔は「ウトナイト沼」と呼ばれていた時代もあったんでしたね。でも「ウトナイ レイク」という呼び方は流石に初めて見るような気がします……。
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