2020年8月18日火曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (56) 「虻田郡倶知安町」

 

国道 5 号の「倶知安峠」を越えて、倶知安町に入ります。
この先、右側に「北海道スピードパーク」というサーキットがあった……のですが、残念ながら 2012 年に閉鎖されてしまったとのこと。スキー場とサーキットは、21 世紀になってから閉鎖されるところが多いですよね……。
真正面に羊蹄山がどどーんと見えています。山を遮るものは随分と少なくなりました。

倶知安町の「倶登山川」

倶知安」(くっちゃん)という地名との関連も指摘される「倶登山川」(くとさん──)にかかる「倶登山橋」を渡ります。
「倶登山橋」の案内板はローマ字表記が修正されていましたが、何か不備でもあったのでしょうか……?
羊蹄山の手前に広がる倶知安の市街地が見えてきました。北海道新幹線の駅も建設中とのことで、今後なお一層の発展が期待できる町……かもしれません。

重複区間、終了

共和町国富から倶知安までは、国道 5 号と国道 276 号の重複区間です。
倶知安の市街地に入ると、国道 5 号は片側 2 車線となります。国道 276 号との重複区間は次の交叉点で終了です。
交叉点を左折して、引き続き国道 276 号を東に向かいます。

虻田郡倶知安町

倶知安町は「虻田郡」に属していることからもわかるように、元々は室蘭支庁(現在の「胆振総合振興局」)の管轄下にありました。ただ、1910 年に後志支庁(現在の「後志総合振興局」)が設置され、後志支庁の管轄下となりました。後志支庁(後志総合振興局)の庁舎も倶知安町内にあります。
人口は 1 万 5 千人ほどなので市になる要件は満たせませんが、この界隈ではかなり栄えている町と言えるのかもしれません。

赤井川村を経由して小樽に向かう国道 393 号との交叉点が近づいてきました。国道 393 号はこの先の交叉点が終点のようです。

謎の測定装置?

直線基調の道がずっと続きますが、国道沿いに住居が多かったためか、ずっと 50 km/h 制限が続いていました。「砂利川」の手前の下り坂で、ようやく 50 km/h 制限が終了です。
ところで、道路脇にちょっと変わった電柱?を見かけたのですが、これは何なんでしょう? 何かの測定装置のようにも見えますが……。
道路脇には「動物注意」の標識も出ていましたが、エゾシカでもキタキツネでも無くタヌキなんですね……(タヌキ、ですよね?)。
倶知安町東部の寒別にやってきました。右側に、石積みの立派な農業倉庫が見えています。しっかりした建物を作っておくと長持ちする……ということがわかるような気がします。

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