2020年8月14日金曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (54) 「泊原発はいりません」

 

泊村と共和町の境界にほど近いところにある「原子力 PR センター『とまりん館』」を退出して、駐車場に戻ってきました。時間は 13 時を少し回った所です。

もう一度共和町へ

駐車場を出発して国道 229 号に戻ると、ほどなく共和町に入ります。厳密には共和町に戻ってきた……ということになりますね。
共和町に入ってすぐのところに「北海道原子力環境センター・広報展示室」がありますが……今回はもちろんスルーです(45 分ほど前に訪問済みですからね)。
岩内平野のずっと先に、羊蹄山が見えています。素晴らしい形をしていますね……。
「堀株川」(ほりかっぷ──)の北支流である「発足川」(はったり──)にかかる「発足橋」が見えてきました。こう言った名前が珍しいと思う人もあれば、ごく当たり前の名前だと思ってしまう人もいるわけで……面白いですよね。

泊原発はいりません

小樽・倶知安方面へは左折を促す青看板が見えてきました。左折すると道道 569 号「蕨台古平線」ですが、すぐに道道 818 号「発足線」に名前が変わり、最終的には道道 269 号「蕨岱国富停車場線」となります。
ただ今回はそのまま直進して、岩内方面に向かいます。雄大なニセコの山々が少しずつ近づいてきました。
おなじみの「泊原発はいりません」看板も健在でした。これ、二通りの読み方ができるんですが、もしかしてわざとなんでしょうか。

無理やり T 字路

前方に T 字路が近づいてきました。左折すると国道 276 号で小樽・倶知安へ、右折すると国道 229 号で岩内へ向かうことになります。国道 276 号のバイパス「岩内共和道路」ができるまでは、岩内方面に直進できていた筈なのですが……。
岩内から国道 276 号で小樽・倶知安方面に向かうルートが本線扱いになっています。信号が青に変わるまで、しばし待つこととしましょう。

岩内共和道路

岩内のすぐ手前まで来ておきながら、踵を返すように左折して倶知安に向かいます。この「岩内共和道路」は、大部分がかつての国鉄岩内線の線路跡を転用したもののため、とてもカーブが緩やかなのが特徴です。
また、道幅にも余裕があり、中央分離帯が完備されているのも特徴的でしょうか。一般的に、中央分離帯を設けた場合、積雪時の安全性が高まる(スリップして対向車線にはみ出る事故が減る)ことが期待されます。
ただ、「岩内共和道路」の中央分離帯にはガードレールやワイヤーロープが設けられていない区間が多いため、積雪時の安全性向上については期待できない感じでしょうか。
また、中央分離帯の副作用として、前車の追い越しが困難になりますが、一部区間を片側 2 車線にすることで問題を解消しているようです。……素晴らしい!

幌似鉄道記念公園

前方左側に青看板が見えてきました。そう言えば「岩内共和道路」の青看板はどれもこんな感じで背が低いのも特徴的ですね。道道 569 号 → 道道 818 号 → 道道 269 号を経由した場合、この交叉点で国道 276 号「岩内共和道路」と合流するkと鬼なります。
ここはかつて国鉄岩内線の幌似駅があったところで、「幌似鉄道記念公園」として駅舎と車輌が保存されているみたいです。
この時は、気づくのがちょい遅れたこともあってか、「幌似鉄道記念公園」はチラ見しただけでスルーしてしまいました。

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